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J-GLOBAL ID：201902269067503808   整理番号：19A2849560

「ネットワーク化システムがもたらす制御・最適化理論の新潮流」イベントトリガ制御の基礎

著者 (1件)： 若生将史 (神戸大 大学院システム情報学研究科)
資料名： システム/制御/情報  (システム制御情報学会誌)
巻： 63  号： 11  ページ： 455-460  発行年： 2019年11月15日 
JST資料番号： G0902A  ISSN： 0916-1600  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・イベントトリガ制御:測定データの送信や制御入力の更新を「必要な時だけ」実行,の基礎となる理論を記述。
・状態フィードバックイベントトリガ制御:プラントモデルを連続時間線形時不変システムとして付与,安定性と送信時刻の差の下限(以下,下限)を解析,について考察。
・解析結果:プラントの状態を全て送信→下限が正,外乱を包含または状態の一部のみ観測→下限が0,を記述。
・上記問題点を解決するためのイベントトリガ則:絶対誤差を考慮したイベントトリガ則,時間制約を含むイベントトリガ則,を紹介。

シソーラス用語： フィードバック制御 ,  測定データ ,  入力 ,  モデリング ,  *連続時間系 ,  プラント ,  *安定性解析 ,  誤差 ,  制約条件 ,  データ通信 ,  フィードバック系 ,  Lyapunov関数 ,  定理 ,  最小値 ,  時不変系 ,  *状態推定 ,  監視 ,  経時変化
準シソーラス用語： データ送信 ,  プラントモデル ,  時間制約 ,  時間変化 ,  *状態フィードバックイベントトリガ制御 ,  状態監視 ,  制御入力 ,  絶対誤差 ,  線形時不変システム

分類 (1件)： システム・制御理論一般  (IA02010H)

引用文献 (18件)：

• [1] Y. Yamamoto: A function space approach to sampled data control systems and tracking problems; IEEE Trans. Automat. Control, Vol. 39, pp. 703-713 (1994)
• [2] 山本, 原, 藤岡: サンプル値制御理論-I~IV; システム/制御/情報, Vol. 43, pp. 436-443, pp. 561-568, pp. 660-668 (1999), Vol. 44, pp. 78-86, pp. 223-231, pp. 336-343 (2000)
• [3] 林: 事象駆動型制御-賢く手を抜く節約術; システム/制御/情報, Vol. 62, pp. 234-235 (2018)
• [4] 小林: IoT 時代のシステム制御理論-事象駆動制御と自己駆動制御-; 電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review, Vol. 11, pp. 172-179 (2018)
• [5] W. P. M. H. Heemels, K. H. Johansson and P. Tabuada: An introduction to event-triggered and self-triggered control; Proc. 51st IEEE CDC (2012)

タイトルに関連する用語 (5件)： 最適化理論 ,  潮流 ,  イベント ,  トリガ ,  基礎