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J-GLOBAL ID：201902269111738480   整理番号：19A0487502

シラスを細骨材として用いた軟練りコンクリートの開発

DEVELOPMENT OF WET CONSISTENCY CONCRETE USING SHIRASU AS FINE AGGREGATE

著者 (1件)： 原田志津男 (都城工業高等専門学校建築学科)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 25  号： 59  ページ： 1-4(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： シラスは九州南部の火砕流堆積物の一つの名称である。本論文は,細骨材としてシラスを用いた軟練りコンクリート(シラスコンクリート)の製造方法とその特性を提示した。シラスコンクリートを製造するためには,多量の高性能AE減水剤を添加し,細骨材率を減少させる必要があった。一方,シラスコンクリートの圧縮強度は,細骨材として陸砂を用いたコンクリートのそれより大きかった。加えて,シラスコンクリートは,構造におけるコンクリートの中性化抵抗性および強度発現において優れた性能を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *しらす ,  火砕流堆積物 ,  コンシステンシー【軟度】 ,  高性能AE減水剤 ,  *細骨材 ,  圧縮強さ ,  中性化 ,  強度発現 ,  *コンクリート ,  弾性係数 ,  空気量 ,  経時変化 ,  比率
準シソーラス用語： 細骨材率

著者キーワード (8件)： シラ ,  圧縮 ,  中性化抵 ,  構造による構造-ト強 ,  シラス ,  圧縮強度 ,  中和に対する抵抗 ,  構造物におけるコンクリートの強度

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  骨材  (YC05060B)

引用文献 (5件)：

• 1) 武若耕司, シラスコンクリートの特徴-鹿児島県制定マニュアルの内容を基にして-, コンクリート工学, Vol.45, No.2, pp.16〜23, 2007.2
• 2) 友寄篤, 他6名, シラスコンクリートの建築物への適用のための基礎的研究(その1 室内試験によるシラスおよびシラスコンクリートの基礎物性評価), 日本建築学会大会学術講演梗概集(近畿), 材料施工, PP.317〜318, 2014. 9
• 3) 崔亨吉, 他6名, シラスコンクリートの建築物への適用のための基礎的研究(その2 実機実験によるシラスコンクリートの強度および耐久性評価), 日本建築学会大会学術講演梗概集(近畿), 材料施工, PP.319〜320, 2014. 9
• 4) 友寄篤, 他4名, シラスコンクリートの建築物適用のための基礎的研究(その3 室内試験及び実機試験によるシラス混合率の検証), 日本建築学会大会学術講演梗概集(関東), 材料施工, PP.67〜68, 2015. 9
• 5) 竹内一真, 他3名, 細骨材の表乾判定試験方法に関する基礎的研究, コンクリート工学年次論文集, vol.25, No.1, pp.77-pp.82, 2003

タイトルに関連する用語 (3件)： シラス ,  細骨材 ,  開発