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J-GLOBAL ID:201902269168504072   整理番号:19A1475988

最新の非接触検査技術 赤外線熱計測(パッシブ法)による地下鉄覆工コンクリートの浮き検出と実用化方法

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巻: 24  号:ページ: 54-61  発行年: 2019年07月01日 
JST資料番号: L3524A  ISSN: 1342-9825  CODEN: KGEIAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・地下鉄トンネルのコンクリート「はく落」は,「浮き」や「はく離」から進展して発生すると考えられるが,これらを現在打音検査でおこなっているが,時間がかかり,線開閉時間(地下鉄線の営業終了後送電が停止してから朝の送電開始までの時間)内に効率良く行わなければならないので,赤外法により検出することを検討。
・赤外線法では赤外線カメラで熱画像として表示し,健全部と浮きのある部分との温度差から浮きを検出する手法で,赤外線サーモグラフィの進歩により温度変化が小さくても浮きを検出でき可能性が大。
・線閉時間に気温が下がり浮き部分が検出できないか,開削トンネルにおいて2013年10月,11月,2014年2月に計測を実施し,地下トンネル内の温度が低下傾向にある時(放熱環境)の方が検出率が高く,トンネル内気温とコンクリート表面温度の差(環境温度)が0.35°Cで検出率が高止まる傾向を把握。
・単線中子型シールドトンネル100mの区間で2014年8月,12月,2015年2月に浮き検出を,打音検査により確認された浮きの程度をA,B,Cの三段階に分けて実質し,A,Bについてはすべて検出し,Cについては64%検出し,数値解析から放熱環境で環境温度0.35°Cで,30mmの深さの浮きを0.03°Cの温度差で検出可能。
・実用化に向けて特別検査が終了した開削トンネルの500mの区間で,外気温平均15°C以下の2015年11月に赤外線法による計測を,355箇所で行い,特別検査法よりも多くの浮きを検出したが,特別検査法でしか検出できない浮きがあり,また誤検出箇所が多く239箇所あり,既存の検査結果と赤外線法を組み合わせて,はく落予防のための打音箇所絞り込みに使用するのが効率的。
・赤外線法の手順を提示。
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分類 (1件):
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トンネルの保守と付帯設備,その他 

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