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J-GLOBAL ID：201902269405161448   整理番号：19A2911825

加速度運動実験支援ソフトウェアを用いた問題解決型実験の提案と評価

Proposal and Evaluation of Problem-based Experiments using Accelerated Motion Experiments Support Software

著者 (5件)： 星野貴弘 (日本大学理工学部電気工学科) ,  都丸滉平 (日本大学理工学部電気工学科) ,  太田祐貴 (日本大学理工学部電気工学科) ,  小室孝文 (茨城工業高等専門学校国際創造工学科) ,  浜松芳夫 (日本大学理工学部電気工学科)
資料名： 電気学会論文誌 A  (IEEJ Transactions on Fundamentals and Materials)
巻： 139  号： 11  ページ： 478-485(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： S0808A  ISSN： 0385-4205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新学習指導要領はアクティブ・ラーニングに基づいて教育方法を改善することを必要とする。科学教育に対する学習指導要領は,生徒の科学への関心を増加させるために,生徒が自分自身の観察と実験を行う問題解決型学習(PBL)の重要性に注目している。本論文では問題解決型実験(PBE)を提案するもので,これは物理学における生徒の興味を促進するためにPBL方針を採用する教育実験である。PBEsにおいて,生徒は教師によって与えられる問題に関して仮説を立て,次に生徒は測定と計算の実行などの独立活動を通して仮説を検証する。生徒は,それらの初期結果に基づいて問題を解決する良い方法を検討できる。PBEの有効性を評価するために,高等学校生徒によって行われた加速度運動実験を評価する支援ソフトウェアを用いた。実験時に行われた理解度試験の結果によると,学生はエネルギーに関連する基本概念と法則の理解を向上させた。さらに,実験後に行ったアンケートの結果,PBEは物理学において75%以上の生徒の関心を増加させたことが分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 科学教育 ,  物理学 ,  装置 ,  問題解決 ,  実験 ,  *支援プログラム ,  加速度 ,  指針 ,  学習 ,  学習アルゴリズム ,  学生 ,  学校教育
準シソーラス用語： *物理教育 ,  スマートデバイス ,  *加速度運動実験 ,  学習指導要領 ,  アクティブラーニング ,  問題解決型学習

著者キーワード (8件)： - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  -

分類 (1件)： 物理教育  (BA01050L)

引用文献 (11件)：

• (1) 国立教育政策研究所:TIMSS2015 算数・数学教育/理科教育の国際比較:国際数学・理科教育動向調査の2015年調査報告書,明石書店 (2017)
• (2) 文部科学省:中学校学習指導要領解説 理科編,学校図書 (2017)
• (3) 文部科学省:高等学校学習指導要領解説 理科編 理数編,実教出版 (2018)
• (4) 溝上慎一・成田秀夫 編著・長澤多代・成瀬尚志・石川雅紀・丹羽雅之・小山理子・飯澤 功・木村伸司・岡本真澄著:アクティブラーニングとしてのPBLと探究的な学習,東信堂 (2016)
• (5) T. Hoshino, S. Suzuki, T. Komuro, Y. Mitsubori, and Y. Hamamatsu: “Development and Evaluation Experiments of Accelerated Motion Experiments Support Software for Educational Uses”, IEEJ Trans. FM, Vol. 136, No. 8, pp. 517-528 (2016) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (8件)： 加速度 ,  運動 ,  実験 ,  支援 ,  ソフトウェア ,  問題解決 ,  提案 ,  評価