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J-GLOBAL ID：201902269476233424   整理番号：19A0700022

湿式系における金ナノ粒子共凝集に基づく表面増強Raman散乱を用いた催眠薬の迅速検出【JST・京大機械翻訳】

Rapid detection of hypnotics using surface-enhanced Raman scattering based on gold nanoparticle co-aggregation in a wet system

著者 (10件)： Segawa Hiroki (Third Department of Forensic Science, National Research Institute of Police Science, 6-3-1, Kashiwanoha, Kashiwa, Chiba 277-0882, Japan. [e-mail]) ,  Fukuoka Takao ,  Itoh Tamitake ,  Imai Yuichi ,  Iwata Yuko T. ,  Yamamuro Tadashi ,  Kuwayama Kenji ,  Tsujikawa Kenji ,  Kanamori Tatsuyuki ,  Inoue Hiroyuki
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 144  号： 6  ページ： 2158-2165  発行年： 2019年 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高い資格能力を有する方法を用いた薬剤の高感度検出は,法医用薬物分析にとって重要である。振動分光法は,簡単な実験プロトコルを有する試料に含まれる化合物の詳細な構造情報を提供できるので,強力なスクリーニング技術である。種々の分光技術の中で,表面増強Raman散乱(SERS)分光法は,その超高感度のために大きな注目を集めている。本研究では,湿式システムにおける金ナノ粒子共凝集によるSERSを用いた催眠剤の迅速検出法を開発した。開発した方法は簡単な分析プロトコルを必要とした。これは,高い安定性と再現性で迅速な分析を可能にした。構造-スペクトル関係を調べるために,種々の催眠薬(ベンゾジアゼピン類と非ベンゾジアゼピン類を含む19種)を分析した。実際の犯罪試料への適用の概念証明として,1つの催眠(エチゾラム,フルニトラゼパム,ゾルピデム,ゾピクロン)を含む模擬スパイク飲料を分析した。飲料試料の希釈はマトリックス効果を低下させ,これらの催眠剤の検出を可能にした。フルニトラゼパムを除いて,全ての催眠薬に対して強いシグナルが観察され,リンゴ飲料中の検出下限は50ppmであった。開発したアプローチは,低い試料要件を有する催眠薬のスクリーニング分析のための迅速な方法である。Copyright 2019 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 検出限界 ,  *催眠鎮静薬 ,  飲料 ,  スクリーニング ,  薬剤分析 ,  再現性 ,  *催眠 ,  犯罪 ,  ベンゾジアゼピン類 ,  *共凝集 ,  *金ナノ粒子 ,  ラクタム ,  カルバミド酸エステル ,  有機塩素化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族化合物 ,  カルボアミド ,  芳香族ニトロ化合物 ,  芳香族フッ素化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 超高感度 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 有機化合物の物理分析  (CC03034A)

物質索引 (3件)： ゾピクロン ,  ゾルピデム ,  フルニトラゼパム

タイトルに関連する用語 (4件)： 金ナノ粒子 ,  共凝集 ,  表面増強Raman散乱 ,  催眠薬