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J-GLOBAL ID：201902269488159402   整理番号：19A0180133

木材からの水熱ヘミセルロース抽出中の難分解性に関する構造的洞察【JST・京大機械翻訳】

Structural Insights on Recalcitrance during Hydrothermal Hemicellulose Extraction from Wood

著者 (4件)： Giummarella Nicola (Wallenberg Wood Science Center, Royal Institute of Technology, KTH, Sweden) ,  Giummarella Nicola (Department of Fiber and Polymer Technology School of Chemistry, Royal Institute of Technology, KTH, Sweden) ,  Lawoko Martin (Wallenberg Wood Science Center, Royal Institute of Technology, KTH, Sweden) ,  Lawoko Martin (Department of Fiber and Polymer Technology School of Chemistry, Royal Institute of Technology, KTH, Sweden)
資料名： ACS Sustainable Chemistry & Engineering  (ACS Sustainable Chemistry & Engineering)
巻： 5  号： 6  ページ： 5156-5165  発行年： 2017年 
JST資料番号： W5047A  ISSN： 2168-0485  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 再生可能な材料または燃料への転換のためのリグノセルロースバイオマスからヘミセルロースの熱水抽出は注目されている。しかし,抽出は部分的であり,いくつかのリグニンが共溶解した。ここでは,難分解性における分子構造の役割を調べた。SpruceとBirchの木粉を160°Cで2時間加圧熱水抽出し,ヘミセルロースの68~75%を抽出した。2Dヘテロ核単一量子コヒーレンス(HSQC)NMR,HSQC-TOCSY,および13C NMRを,抽出物と残留物の両方の構造研究に適用した。ヘミセルロースにおける天然の炭素-2および炭素-3酢酸の既知の部分加水分解に続いて,ヘミセルロースおよびリグニン上の第一アルコールのアセチル化が観察された。リグニン炭水化物複合体(LCC)は抽出物と残留物の両方で検出された。Spruce抽出物において,LCCのフェニル配糖体型のみが検出された。カバノキ抽出物はフェニルグリコシドとベンジルエーテル型の両方を含んでいた。両種の熱水木材残留物において,ベンジルエーテルおよびγ(γ)-エステル-LCCが存在した。リグニンの構造変化はアリールエーテル(βO4)含量の減少を含み,リセノール(ββ)及びフェニルクマリン(β5)含量の増加を含んだ。全体の分析に基づいて,難分解性への分子構造の機構と寄与について議論する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： エーテル ,  アセチル化 ,  分子構造 ,  加水分解 ,  リグニン ,  フェニル基 ,  溶解 ,  *木材 ,  *ヘミセルロース ,  加圧 ,  配糖体 ,  二次元
準シソーラス用語： HSQC ,  抽出物 ,  *難分解性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 自己加水分解 ,  不応性 ,  トランスアセチル化 ,  リグニン炭水化物複合体(LCC) ,  LCC再重合 ,  2D HSQC ,  HSQC-TOCSY ,  13C NMR

分類 (3件)： 木材化学  (FF05040V) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  農業廃棄物の利用  (FB07050I)

タイトルに関連する用語 (5件)： 木材 ,  水 ,  ヘミセルロース ,  難分解性 ,  洞察