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J-GLOBAL ID：201902269759957312   整理番号：19A0620560

鏡面反射による熱収束技術-Square-pipe arrayを用いた局所暖房技術-

著者 (3件)： 糸井川高穂 (宇都宮大) ,  岡本智行 (宇都宮大) ,  山本裕紹 (宇都宮大)
資料名： 人間と生活環境  (Journal of Human and Living Environment)
巻： 25  号： 2  ページ： 75-84  発行年： 2018年11月 
JST資料番号： L4373A  ISSN： 1340-7694  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 直交する鏡面を用い,熱源と面対称の位置に熱放射を収束させることによる局所暖房技術を提案した。この原理の確認と熱の収束効果の定量的評価のために,862×504mmのSPA(Square-pipe array)を想定したシミュレーションおよび実測を行った。解析および実測では,熱源,SPA,受熱面を500mm間隔で設置した。解析により,熱放射の平面的・立面的な収束を確認した。また,ピンポングローブ温度計を用いた測定では,SPA不使用時には最大で約0.3°Cの温度上昇であったのに対し,SPA使用時には約1.0°Cの温度上昇となり,SPAによる熱放射の収束効果を確認した。これらの解析および実測により,熱放射を収束させる効果を実証するとともに,収束の分布を確認し,局所暖房としての可能性を示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *収束 ,  *鏡面反射 ,  *熱 ,  *アレイ ,  *管 ,  *暖房 ,  *局所性 ,  シミュレーション ,  温度計 ,  昇温 ,  配置 ,  面対称性 ,  放射伝熱 ,  電磁波 ,  波動
準シソーラス用語： 熱放射 ,  *Square-pipe array ,  ピンポングローブ温度計 ,  温度上昇 ,  *局所暖房

分類 (3件)： 暖房  (PC02020F) ,  エネルギー消費,省エネルギー  (RA01092B) ,  空気調和装置一般  (PC02010U)

引用文献 (10件)：

• 安積賢吾1997:各種(遠・近)赤外線ランプの開発, 日本赤外線学会誌, 第7巻, 第2号, 74/84
• 堀江ひとみ, 岡本智行, 久次米亮介, 糸井川高穂, 山本裕紹2016:放物面鏡を用いた空中ヒーターの形成, 情報フォトニクス研究グループ研究会第10回関東学生研究論文講演会講演予稿集, 45
• 菅野沙弥佳, 森本将平, 加藤瑛, 久保昂士, 倉前正志,前田享史, 横山真太郎2009:省エネルギー型局所暖房方式に関する被験者実験, 空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集, 1299/1302
• 仲吉信人,神田学2010:ラグランジュアン人間気象学センサの開発, 水工学論文集, 第54巻, 271/276
• 岡本智行, 小野瀬翔, 小貫健太, 糸井川高穂, 山本裕紹2015:角パイプアレイ(SPA)による暖房における熱源位置による放射温度分布の変化, 第16回情報フォトニクス研究グループ研究講演会, 42

タイトルに関連する用語 (3件)： 鏡面反射 ,  収束 ,  暖房