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J-GLOBAL ID:201902269802680073   整理番号:19A0853329

海洋堆積物中の有機炭素無機化とメタン生成の速度論(デンマーク,Aarhus湾)【JST・京大機械翻訳】

Kinetics of organic carbon mineralization and methane formation in marine sediments (Aarhus Bay, Denmark)
著者 (7件):
資料名:
巻: 252  ページ: 159-178  発行年: 2019年 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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堆積物を,デンマーク,Aarhus湾の7~10m厚の完新世泥層を横切る9つの観測点で採取し,CH_4動力学と有機物分解の速度と深さ分布の間の結合を研究した。トレーサ実験(~35S-SRR)によって決定された高分解能硫酸塩還元速度は,泥層を通して数桁減少した。速度は堆積物年齢に対するべき乗則依存性を示した:SRR(nmolcm~-3d~(-1))=10~6.18×Age~-2.17。速度データを用いて,生物灌漑によるSO42-輸送の増強を独立に定量化した。現場データ(SO42-,TCO2,T13CO2,NH4+およびCH4濃度)を,誘導された生物灌漑速度を用いた反応輸送モデルでシミュレートし,べき乗則が硫酸塩-メタン遷移帯(SMTZ)以下のメタン生成堆積物に連続していると仮定した。このモデルは,堆積物蓄積速度の増加によって引き起こされた2410から3540nmol Ccm-2d(-1)までの横断面を横切る嫌気性有機炭素無機化速度の増加を予測した。メタン生成は炭素無機化の~1%のみを占めたが,トランセクトに沿ったメタン生成の大きな相対的増加はSMTZの428から257cmへのかなりの縮小をもたらした。メタン気泡は堆積物蓄積速度の閾値を超えるといったん現れた。35S測定SRRデータはSO42-ゾーンを通して活性な硫酸塩還元を示したが,同じゾーン上の準線形SO42-勾配は有意な硫酸塩還元を示さなかった。全ての観測点で観測されたこの見掛けの不整合は,堆積物-水界面を横切る全SO42-フラックスの94±2%を占める生物学的潅漑による堆積物へのSO42-の輸送を考慮することにより説明された。準線形SO42-勾配から決定したSRRは測定速度より2桁低かった。SO42-濃度勾配のみに基づくモデルは,(i)生物灌漑によるSO42-流入を適切に考慮しない場合,または(ii)堆積物の深さまたは年齢と有機物反応性の連続性を適切に考慮しない場合,硫酸塩還元域の上部で高いSRRを捕捉しないと結論した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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海洋地質学  ,  有機地球化学 
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