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J-GLOBAL ID:201902269827132190   整理番号:19A1761726

エストロゲン枯渇と発情周期における脳キスペプチン受容体発現の領域特異的変化【JST・京大機械翻訳】

Region-specific changes in brain kisspeptin receptor expression during estrogen depletion and the estrous cycle
著者 (6件):
資料名:
巻: 152  号:ページ: 25-34  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0137C  ISSN: 0948-6143  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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キスペプチンは視床下部-下垂体-性腺軸の調節を介して生殖の強力な神経ペプチド調節因子として作用する。以前の研究は,エストロゲンによる発現の調節と同様に脳発現パターンにおける性差を明らかにした。代わりに,キスペプチン受容体(kiss1rによりコードされる)の性差とエストロゲン調節は,細胞解像度では検討されていない。本研究において,kiss1r mRNA発現がin situハイブリダイゼーションを用いてエストロゲン感受性及び性依存性差異を示すか否かを調べた。卵巣摘出(OVX)ラットとエストラジオール(E2)補充OVXラットの間のkiss1r mRNA発現を比較し,エストロゲン感受性を検討し,雌雄ラットと雌ラットの間の発現を発情期または発情前期で比較し,性差を検討した。OVXラットにおいて,E2補充は,視床下部弓部核(ARC)において特異的にkiss1r発現を有意に減少させた。kiss1r発現の差は,視床下部傍心室核(PVN)では発情期と前発情期ラットの間で観察されたが,ARCでは観察されなかった。従って,エストロゲンはkiss1r発現に対して領域特異的及び文脈特異的効果を有すると思われる。しかしながら,免疫染色は,ARCおよびPVNのKiss1r発現ニューロン集団におけるエストロゲン受容体α(ERα)の最小共局在化を明らかにし,kiss1r発現の間接またはERα非依存性調節を示した。驚くべきことに,キスペプチン配位子とは異なり,kiss1r発現の脳分布または豊富な脳核内のKiss1r発現ニューロン数のいずれにおいても性的二形性は観察されなかった。本研究はキスペプチンとキスペプチン受容体の間の調節における著しい差異を明らかにし,生殖におけるキスペプチンのシグナル伝達と機能のさらなる研究のための必須の基礎を提供する。Copyright 2019 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞膜の受容体  ,  末梢神経系  ,  生物学的機能  ,  中枢神経系  ,  細胞生理一般 

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