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J-GLOBAL ID：201902269837547885   整理番号：19A0861480

分化型脂肪肉腫と脱分化脂肪肉腫:最新のレビュー【JST・京大機械翻訳】

Well-differentiated liposarcoma and dedifferentiated liposarcoma: An updated review

著者 (1件)： Thway Khin (Sarcoma Unit, Royal Marsden Hospital, 203 Fulham Road, London SW3 6JJ, United Kingdom)
資料名： Seminars in Diagnostic Pathology  (Seminars in Diagnostic Pathology)
巻： 36  号： 2  ページ： 112-121  発行年： 2019年 
JST資料番号： B0149B  ISSN： 0740-2570  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高分化脂肪肉腫(WDL)/異型脂肪腫腫瘍および脱分化脂肪肉腫(DDL)は共に,脂肪肉腫の最大サブグループを構成し,1つの疾患の組織学的および行動学的スペクトルを構成する。WDLとDDLは典型的に中年から高齢の成人,特に後腹膜または四肢内で発生する。WDLは成熟脂肪組織に密接に似ているが,典型的には可変核異型と拡大を伴う線維性隔壁を示す。WDLは転移しないが,DDLに脱分化することができ,それは局所再発に対するより大きな傾向と転移に対する能力により,より攻撃的な臨床的挙動と関連する。遠隔転移は他の多形性肉腫と比較してDDLにおいてより少ないが,行動は位置に関連し,後腹膜腫瘍における有意に悪い結果を伴う。DDLは典型的に未分化の多形性または紡錘細胞肉腫の出現を有し,通常,WDLに隣接する非脂肪性肉腫であり,WDLの再発またはde novoを生じる可能性がある。WDLとDDLは類似の背景遺伝的収差を共有する。両方とも,CDK4およびMDM2細胞周期癌遺伝子を含む染色体12q13-15領域における高レベル増幅と関連している。さらに,DDLはさらなる遺伝的変化,特に6q23および1p32共増幅を示した。外科的切除は,積極的な再発性疾患または転移を有する患者に対する限られた医学的選択肢により治療を維持しているが,染色体12の遺伝子産物に対する新しい標的治療が評価されている。本レビューは,WDLとDDLの病理学,形態学,免疫組織化学,遺伝学,および鑑別診断をまとめる。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 脂肪組織 ,  切除術 ,  鑑別診断 ,  免疫組織化学 ,  染色体 ,  脂肪腫 ,  *脂肪肉腫 ,  再発 ,  病理 ,  遺伝 ,  癌遺伝子 ,  *脱分化 ,  *肉腫 ,  *分化
準シソーラス用語： 遠隔転移 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (11件)： 高分化型脂肪肉腫 ,  脱分化脂肪肉腫 ,  病理 ,  遺伝学 ,  CDK4 ,  MDM2 ,  p16 ,  染色体12q ,  12q13-15 ,  肉腫 ,  標的治療

分類 (3件)： 腫ようの診断  (GE03020J) ,  皮膚の腫よう  (GF04000X) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 分化型脂肪肉腫 ,  脱分化脂肪肉腫 ,  レビュー