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J-GLOBAL ID：201902269869455610   整理番号：19A0694005

小規模温室栽培のための簡易スマート農業システムの開発

Development of a Simplified Smart Agriculture System for Small-scale Greenhouse Farming

著者 (3件)： RUBANGA Denis Pastory (Tokyo Univ. Agriculture, Tokyo, JPN) ,  HATANAKA Katsumori (Tokyo Univ. Agriculture, Tokyo, JPN) ,  SHIMADA Sawahiko (Tokyo Univ. Agriculture, Tokyo, JPN)
資料名： Sensors and Materials  (Sensors and Materials)
巻： 31  号： 3 (2)  ページ： 831-843  発行年： 2019年 
JST資料番号： L0338A  ISSN： 0914-4935  CODEN： SENMER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近の,日本における農業労働力低下の結果,園芸温室農業において課題が存在する。農業において最先端の技術情報と通信技術(ICT)応用の必要性があるが,小規模農民は,センシング技術に関する高額の投資を行うリスクに対して消極的である。本研究では,限られた資源費用による簡単なスマート農業システムを開発し,トマト温室に適用した。システムのリアルタイム情報能力は,商業的な安価な無線センサネットワーク(WSN)装置で構成され,毎日の活動データ収集のための開発されたWebデータベース(Web DB)を,作物環境監視と管理のために使用した。作物微気候環境を,農業気候指標,すなわち,成長度日数(GDD)に基づいて監視した。GDDを用いた微気候時空間分布も決定したが,それは,温室内で明確な微気候変動を示した。作物カレンダーをトマト農場のために開発したウェブDBに埋め込んだ。著者らのスマート農業システムを用いて,より良い作物管理と作物収量のための結論を引き出した。WSNデータの初期コスト,ランニングコスト,および信頼性に基づくシステムの適用性は,それを費用対効果に優れたものとした。従って,それは正確な作物生産計画と栽培活動の意思決定に使用できる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *温室栽培 ,  *農業 ,  *農業政策 ,  栽培 ,  先端技術 ,  情報技術 ,  通信技術 ,  技術 ,  *システム ,  投資 ,  リスク ,  トマト ,  *センサネットワーク ,  データベース ,  微気候 ,  作物収量 ,  原価分析 ,  効果 ,  生産計画 ,  意思決定 ,  Webデータベース ,  *スマート農業 ,  センシング技術 ,  園芸 ,  *小規模農家 ,  *農業従事者 ,  費用対効果 ,  *無線センサネットワーク ,  *センサシステム ,  *産業
準シソーラス用語： *農民 ,  ICT ,  コスト分析 ,  *センシングシステム ,  最先端技術 ,  作物栽培

分類 (2件)： 農業機械・施設一般  (FB03010O) ,  作物栽培施設  (FB03040V)

引用文献 (19件)：

• T. Kameoka and A. Hashimoto: IEICE Trans. Commun. 98 (2015) 1741.
• G. Nicolosi, R. Volpe, and A. Messineo: Energies 10 (2017) 722.
• M. C. Singh, A. Yousuf, and J. P. Singh: Res. Environ. Life Sci. 9 (2016) 1552.
• E. Fitz-Rodríguez, C. Kubota, G. A. Giacomelli, M. E. Tignor, S. B. Wilson, and M. McMahon: Comput. Electron. Agric. 70 (2010) 105.
• I. F. Akyildiz, W. Su, Y. Sankarasubramaniam, and E. Cayirci: Comput. Networks 38 (2002) 393.

タイトルに関連する用語 (4件)： 温室栽培 ,  簡易 ,  スマート農業 ,  開発