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J-GLOBAL ID:201902269912007682   整理番号:19A2479787

分散オフィスの間での共有した割り込み可能性情報の観察行動の分析:大学の実験室における事例研究

Analysis of Observation Behavior of Shared Interruptibility Information among Distributed Offices: Case Study in a University Laboratory
著者 (3件):
資料名:
巻: E102.D  号:ページ: 1808-1818(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0469A  ISSN: 1745-1361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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分散オフィス間の効率的な協調作業を実現するために,遠隔共同作業者の意識情報を共有する様々なシステムを提案した。本研究では,大学の実験室において割り込み可能性共有システムを実装し,表示した情報に対する観測行動を評価した。作業者の仕事の位置と関係の考察に加え,定量的方法でシステムの使用と効果を検討するために,アイトラッカを用いて,各ターゲットメンバーに対する観察挙動を検出した。結果は,参加者が,机にいる間は,1時間で約1回割り込み可能性情報を観察したことを示唆した。参加者が他の人とコミュニケーション取りたいと思ったときよりもむしろ,休憩時間の間に観察は頻繁であった。最も頻繁に観察されたターゲットは参加者自身であった。参加者は,密接な仕事関係だけでなく,弱い関係においても実験室メンバーを注視した。結果は,割り込み可能性情報の共有が労働者の自己反省を支援し,弱い作業関係におけるメンバーを含む組織における水平接続の確立に貢献することを示唆した。(翻訳著者抄録)
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引用文献 (32件):
  • [1] Office of prime minister of Japan, “Declaration to be the world's most advanced IT nation,” Available Online, http://japan.kantei.go.jp/policy/it/2013/0614_declaration.pdf
  • [2] G. Mark, V.M. Gonzalez, and J. Harris, “No task left behind? Examining the nature of fragmented work,” Proc. of the SIGCHI Conference on Human Factors in Computing Systems, CHI '05, pp.321-330, 2005. 10.1145/1054972.1055017
  • [3] P. Dourish and V. Bellotti, “Awareness and coordination in shared workspaces,” Proc. of the 1992 ACM Conference on Computer-supported Cooperative Work, CSCW '92, pp.107-114, 1992. 10.1145/143457.143468
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  • [5] S. Kunifuji, “Trends and Issues of awareness research in GW,” The Special Interest Group Technical Reports of IPSJ: Groupware, no.26, pp.19-24, 2000. (in Japanese)
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