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J-GLOBAL ID:201902270171112843   整理番号:19A0810982

亜鉛欠乏下の炎症反応はTヘルパー2型リンパ球-M2マクロファージ経路の機能障害により悪化する【JST・京大機械翻訳】

Inflammatory response under zinc deficiency is exacerbated by dysfunction of the T helper type 2 lymphocyte-M2 macrophage pathway
著者 (4件):
資料名:
巻: 156  号:ページ: 356-372  発行年: 2019年 
JST資料番号: H0768A  ISSN: 0019-2805  CODEN: IMMUAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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栄養亜鉛欠乏は免疫機能不全をもたらし,炎症を悪化させる。しかしながら,基礎となる機構は不明のままである。本研究では,マクロファージサブタイプ(M1とM2)とヘルパーTリンパ球(Th1とTh2)の間の関係を亜鉛欠乏または標準食を与えたラットの脾臓を用いて調べた。実験Iでは,5週齢の雄Sprague-Dawleyラットに亜鉛欠乏食(亜鉛添加物なし)または標準食(0~01%亜鉛を含む)を6週間与えた。実験IIにおいて,ラットを4つの群に分割した:1つの群に6週間標準食を与えた;2群に亜鉛欠乏食を与え,生理食塩水またはインターロイキン-4(IL-4)(亜鉛欠乏/IL-4i.p.)のどちらかで週3回注射した。第4群(亜鉛欠乏/標準)に亜鉛欠乏食を6週間与え,続いて標準食を4週間与えた。実験I;GATA結合蛋白質3(GATA-3)蛋白質レベル,M2マクロファージ,CD3+CD8+細胞,およびIL-4/IL-13陽性細胞は亜鉛欠乏群の脾臓で有意に減少した。さらに,IL-1βおよびマクロファージ炎症性蛋白質-1α(MIP-1α)mRNAレベルは,亜鉛欠乏群の脾臓マクロファージにおいて有意に増加した。実験IIにおいて;M2マクロファージ,CD3+CD8+細胞,IL-4/IL-13陽性細胞およびGATA-3蛋白質レベルは,亜鉛欠乏/IL-4i.p.および亜鉛欠乏/標準群の脾臓において有意に増加した。さらに,IL-1βおよびMIP-1αmRNAレベルは亜鉛欠乏/IL-4i.p.および亜鉛欠乏/標準群の脾臓マクロファージにおいて減少した。亜鉛欠乏誘発性炎症はTh2リンパ球に関連し,GATA-3,IL-4および抗炎症性M2マクロファージの消失と関連する。重要なことに,IL-4注射または亜鉛補給は免疫機能に及ぼす亜鉛欠乏の影響を逆転させることができる。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生体防御と免疫系一般  ,  白血球,リンパ球  ,  腫よう免疫  ,  免疫反応一般 

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