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J-GLOBAL ID：201902270535649316   整理番号：19A1647881

F型ATPシンターゼの構造と機構【JST・京大機械翻訳】

Structure and Mechanisms of F-Type ATP Synthases

著者 (1件)： Kuehlbrandt Werner (Department of Structural Biology, Max Planck Institute of Biophysics, 60438 Frankfurt, Germany; email: [e-mail])
資料名： Annual Review of Biochemistry  (Annual Review of Biochemistry)
巻： 88  ページ： 515-549  発行年： 2019年 
JST資料番号： A0490A  ISSN： 0066-4154  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： F_1F_o ATPシンターゼは,細胞においてATPの大部分を産生する。F型ATPシンターゼは50年以上研究されているが,それらの分子機構の完全な理解は電子低温顕微鏡(cryo-EM)により決定された完全で機能的に適格な複合体の最近の構造のみで可能になっている。高分解能低温EM構造は予想外の新しい洞察を提供する。触媒F_1ヘッドは,各ATP生成パワーストロークの最初の部分に対して中心γサブユニットと回転する。関節回転は,F_1と末梢茎の間の柔軟なヒンジとして作用するサブユニットδ/OSCPによって可能にされる。サブユニットaは2つの保存された水性チャンネルを通してc環回転子からプロトンを伝導する。チャネルはF_oの疎水性コアにおいて約6Å分離され,F_1における回転触媒を駆動するためのトルクを発生させる強い局所場をもたらす。葉緑体F_1F_o複合体の構造は,ATPアーゼ活性が酸化還元スイッチにより夜間にどのように変化するかを説明する。ミトコンドリアATPシンターゼ二量体の構造は,それらが内膜クリステをどのように形成するかを示す。新しい低温EM構造はATPシンターゼの著者らの描像を完成し,それらが電気化学的膜電位を生物学的に有用な化学エネルギーに変換するユニークな機構を明らかにした。Copyright 2019 Annual Reviews All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 膜電位 ,  触媒 ,  複合体 ,  ミトコンドリア ,  陽子 ,  酸化還元反応 ,  疎水性 ,  トルク ,  *合成酵素 ,  サブユニット ,  低温 ,  スイッチ ,  チャネル ,  *ATPシンターゼ
準シソーラス用語： クリステ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 膜蛋白質構造 ,  電子低温顕微鏡 ,  Cryo-EM ,  プロトンチャンネル ,  ミトコンドリア ,  葉緑体 ,  陽子駆動力 ,  ATPシンターゼ二量体

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (1件)： ATPシンターゼ