文献

J-GLOBAL ID：201902270973365357   整理番号：19A0590599

コントロールバー型マイクロストリップ線路における局在振動に及ぼすセグメント長変更の影響

Effect of segment length modification on localized modes in Cantor bar microstrip lines

著者 (4件)： KITAHARA Hideaki (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  SUZUKI Youhei (Shinshu Univ., Matsumoto, JPN) ,  MIYASHITA Junichi (Nagano Prefecture General Industrial Technol. Center, Nagano, JPN) ,  TAKEDA Mitsuo W. (Shinshu Univ., Matsumoto, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 58  号： 1  ページ： 012002.1-012002.6  発行年： 2019年01月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マイクロ波の伝搬特性を制御するために,マイクロストリップ線路の中心およびサイドセグメント長を変更することにより,コントロールバーと呼ばれる1次元フラクタルにおける不純物モードを研究した。ベクトルネットワークアナライザを用いて,自己相似パターンを持つ第3ステージコントロールバーのフォトニックバンドギャップ領域にいくつかの局在振動が存在することを確認した。モーメント法を用いて電流をシミュレートすることにより,マイクロ波は中心セグメント領域またはフラクタルパターンの両端領域のいずれかに局在することが分かった。マイクロ波が局在化されたセグメントの長さ変更は局在振動の大きな周波数シフトをもたらし,ギャップ領域にほとんど影響を及ぼさない。中心領域に局在するモードの品質係数は第1および第2セグメントの長さの変更によってかなりの影響を受ける。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *マイクロストリップ線路 ,  *局在振動 ,  セグメント ,  マイクロ波 ,  *伝搬特性 ,  *フラクタル ,  不純物 ,  自己相似性 ,  モーメント法 ,  周波数シフト ,  フォトニックバンドギャップファイバ ,  品質係数
準シソーラス用語： ベクトルネットワークアナライザ

分類 (2件)： 有線通信方式・機器  (ND09000H) ,  伝送線  (NC04030C)

引用文献 (26件)：

• K. Ohotaka, Phys. Rev. B 19, 5057 (1979).
• E. Yablonovitch, Phys. Rev. Lett. 58, 2059 (1987).
• S. John, Phys. Rev. Lett. 58, 2486 (1987).
• K. Sakoda, Optical Properties. of Photonic Crystals (Springer, Berlin, 2001).
• V. G. Veselago, Soviet Physics Uspekhi 10, 509 (1968).

タイトルに関連する用語 (4件)： コントロール ,  マイクロストリップ線路 ,  局在振動 ,  セグメント