抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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炭酸塩と砂貯留層を含む重油は,逆の湿潤性特性を示す。温度,注入された水蒸気の相,および岩石型に依存して,湿潤性はより水-湿潤に変化する可能性がある。熱水(または水蒸気)への化学物質の添加は,界面特性(より多くの水-湿潤およびより少ない界面張力)をさらに変化させる可能性がある。界面活性剤は過去にこのプロセスに対して広範囲に試験され,それらの温度抵抗は障害物であった。新世代化学物質は技術的及び経済的に成功した観点から更なる研究を必要とする。目的は,高温条件下で異なるタイプの化学薬品により誘起された界面特性の変化を調べることであった。これを達成するために,4つの実験ツール(接触角測定,界面張力測定,原子間力顕微鏡,および自発的吸水試験)を適用した。高圧および高温接触角測定は,濡れ性改質のための化学物質の適合性を同定する迅速な方法を可能にした。油と異なる化学溶液間の界面張力を温度変化により測定した。吸水試験では,コア試料を長期間加熱し,化学物質の温度抵抗も試験した。吸水実験を大気圧と90°Cで行った。接触角と界面張力の組合せは回復促進機構への洞察を提供した。イオン液体,3つのナノ流体(シリカ,アルミニウム,および酸化ジルコニウム),陽イオン界面活性剤,および高pH溶液を含む6つの異なる化学物質を,著者らのスクリーニング研究に基づいて選択した。使用した重油はAlberta(6000cP)の圃場から得た。接触角は雲母,方解石,砂岩,石灰石プレートで測定した。実験温度は25~200°Cの範囲で,圧力は水相中の溶液を保つために変化させた。異なる温度下での異なる岩石タイプに対する有望な改質剤を別々にスクリーニングした。雲母と良く研磨された方解石基板の表面への化学物質の沈着と異なる化学物質による処理後の既存の油層の除去を示す視覚データを原子間力顕微鏡によって得た。最後に,スクリーニングされた有望な改質剤を用いて,砂岩および石灰岩コアについて,自然吸収試験を行った。この相における油回収を連続的に監視し,濡れ性変化能力を評価し,含まれる機構を種々の化学物質について分析した。濡れ性変化機構と界面張力低減能力の解析は,異なる貯留岩における高温応用のための適切で温度耐性のある化学物質の選択に有用であると期待される。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】