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J-GLOBAL ID:201902270991381475   整理番号:19A0975203

電磁場への曝露により誘導される雄の生殖異常に対するスペルミンの保護的役割-ラットにおける実験的研究【JST・京大機械翻訳】

The protective role of spermine against male reproductive aberrations induced by exposure to electromagnetic field - An experimental investigation in the rat
著者 (5件):
資料名:
巻: 370  ページ: 117-130  発行年: 2019年 
JST資料番号: H0532A  ISSN: 0041-008X  CODEN: TXAPA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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電磁場(EMF)放出デバイスの指数関数的増加利用は,男性不妊症の特別な懸念を伴う現代社会に対する実質的な健康負担を課す。限られた研究は,保護剤によるこのリスクの調節に取り組んでいる。著者らは,EMF(900MHz,2時間/日,8週間)に対するラット曝露の雄性受精能に対する有害作用を検討し,EMF誘発性変化に対するポリアミン,スペルミンの保護作用の可能性を評価した。EMFへの曝露は精子数,生存率および運動性を有意に減少させ,精子奇形を増加させた。EMF曝露ラットは,アクチビンA,卵胞刺激ホルモン,黄体形成ホルモンおよびエストラジオール濃度の上昇と共に,血清インヒビンBおよびテストステロンの有意な減少を示した。精巣ステロイド産生急性調節蛋白質(StAR),c-kit mRNA発現及び重要なアンドロゲン酵素3β-及び17β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼの精巣活性はEMF曝露後に有意に減弱した。曝露は,精巣脂質過酸化に導き,カタラーゼとグルタチオンペルオキシダーゼ活性を低下させ,核因子-κB p65,誘導性一酸化窒素シンターゼ,シクロオキシゲナーゼ-2およびカスパーゼ-3過剰発現を誘発した。EMF曝露ラットは,高いコメットパラメータにより示されるように精巣DNA損傷を示した。スペルミン投与(2.5mg/Kg/日腹腔内8週間)は,精子およびホルモンプロファイル,StARおよびc-kit発現アンドロゲン酵素活性におけるEMF誘導変化を防止した。スペルミンはEMF誘導酸化,炎症,アポトーシスおよびDNA摂動を阻害した。精巣の組織学的および組織形態学的分析は,すべての生化学的所見を支持した。結論として,EMFへのラット曝露は,ステロイド生成および精子形成の基礎となる障害を伴う精子およびホルモンプロファイルを破壊する。スペルミンは,少なくとも部分的に,抗酸化,抗炎症および抗アポトーシス機構を介して,EMF関連精巣および生殖異常に対する保護を与える。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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無機化合物の毒性一般 
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