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J-GLOBAL ID:201902271071523927   整理番号:19A0973958

マグマ中のストロンチウム同位体を得る手段としてのイオンマイクロプローブ:ニュージーランド,Okataina火山センターでの事例研究【JST・京大機械翻訳】

The ion microprobe as a tool for obtaining strontium isotopes in magmatic plagioclase: A case study at Okataina Volcanic Centre, New Zealand
著者 (8件):
資料名:
巻: 513  ページ: 153-166  発行年: 2019年 
JST資料番号: A0081A  ISSN: 0009-2541  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,結晶化履歴の記録装置として役立つ火成岩中の普遍的鉱物である斜長石中のSr同位体組成を得るためのツールとして,多重コレクタ二次イオン質量分析(MC-SIMS)の可能性を調べた。MC-SIMSは同位体の高空間分解能分析(本研究において~12μm)を可能にし,したがって,結晶化条件の変動を認識できる時間スケールを改善し,最終的にマグマ過程の速度の理解を改善することができる。ニュージーランドのOkataina Volcanicセンターの2つの主要な噴火複合体,TaraweraとHaloharoからの2つの若い流紋岩質堆積物からの斜長石結晶を分析した。レーザアブレーション誘導結合プラズマ質量分析(LA-MC-ICP-MS)により得られた87Sr/~86Sr比と同様に,MC-SIMSデータ対An含有量の線形モデリングを用いてマトリックス効果に対する結果を補正した。補正したMC-SIMS Sr同位体比は,スポット当たり±0.0008の平均2σ不確実性を有し,高空間分解能でのOkataina斜長石において均一であった。両方のカルデラ内火山複合体(Tarawera~87Sr/~86Sr=0.7056とHaloharo~87Sr/~86Sr=0.7054)からの斜長石の平均LA-MC-ICP-MS87Sr/~86Sr比は,2つの錯体に対して類似のマグマ源と類似の同化と分別結晶化過程を示唆する。斜長石(残存コアを除く)の全体的均一性は,斜長石結晶成長の大部分におけるシステムへの寄与(すなわち地殻同化,苦鉄質流入)の有意な変化を示さない。さらに,斜長石縁辺における87Sr/~86Sr比変動の欠如は,噴火を誘発した居住性ケイ酸マグマと貫入苦鉄質マグマの間の相互作用を示唆し,噴火は揮発性と熱移動に大きく制限された。適切な標準と分析を用いて,このMC-SIMS法を用いて,87Sr/~86Sr同位体比の差が顕著なマグマ貯留層における短寿命の開放系イベントを検出することができる。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
同位体地質学  ,  岩石圏の地球化学一般 

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