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J-GLOBAL ID:201902271161220762   整理番号:19A1052672

小児外傷性脳損傷におけるS100BとNSEの連続測定【JST・京大機械翻訳】

Serial measurement of S100B and NSE in pediatric traumatic brain injury
著者 (3件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 343-348  発行年: 2019年 
JST資料番号: D0014B  ISSN: 0256-7040  CODEN: CNSYE9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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S100カルシウム結合蛋白質B(S100B)およびニューロン特異的エノラーゼ(NSE)のような血清バイオマーカーの増加は,外傷性脳損傷(TBI)と関連する。本研究の目的は,小児TBI患者におけるS100BとNSEの血清レベルを調査し,臨床転帰を予測することである。末梢静脈血を6時間以内に採取し,1週間後にS100BとNSEを測定した。血清S100BとNSEレベルを市販の酵素結合免疫吸着検定キットを用いて測定した。著者らは,入院時に参加者を2つのグループに分割した:好ましいグループ(GlasgowComaスケール[GCS]スコアが10-15)と好ましくないグループ(GCSスコアが9未満の患者)。S100BとNSEレベルの両方を,入院時と1週間後に2群間で比較した。10人の小児患者を登録した(好ましい群で5人,好ましくない群で5人)。入院時のTBI患者における134.21pg/ml(範囲,51.00~789.65pg/ml)の血清S100Bレベルの中央値は,1週間後に41.49pg/ml(範囲,25.65~260.93pg/ml)に低下し,外傷イベントと1週間後に有意差があった(p=0.007)。入院時のTBI患者における14.76ng/ml(範囲,6.48~21.23ng/ml)の血清NSEレベルの中央値は,1週間後(4.96ng/ml,範囲,3.01~31.21ng/ml)より高く,有意差があった(p=0.015)。好ましい群と好ましくない群(p=0.047)の患者間で,1週間後にS100Bで有意差が観察された。血清S100BとNSEレベルがTBIの1週間後に上昇した1人の患者は,最終的に死亡した。小児TBI患者における血清S100BとNSEレベルの上昇は,外傷性イベントの1週間後に減少した。TBIの1週間後の血清S100Bレベルは,脳損傷の重症度に関連した。これらの結果は,血清S100BとNSEが小児TBI患者における予後の予測と進行中の脳損傷のモニタリングにおいて役割を果たしている可能性があることを示した。Copyright 2018 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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