抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:健康学齢前児童の脈絡膜厚さの特徴及び眼軸、年齢と性別との関係を検討する。方法:横断的研究。2016年10月から2017年5月まで、厦門市児童病院の眼科受診の36(4.1±0.95)歳の健康児童126名を選び、その中に男性58名、女性68名。黄斑中心窩下および黄斑の上側,下側,鼻側および側頭側の各1および3mmの脈絡膜の厚みを,周波数領域コヒーレント光トモグラフィー(OCT)で測定し,眼軸,年齢および性別との関係を分析した。脈絡膜の厚みと眼軸の長さ,年齢,および性別の関係を,段階的多重回帰法によって分析した。異なる測定点間の脈絡膜厚さの差を単一因子分散分析(ANOVA)によって分析した。異なる性別の脈絡膜の厚さの比較は独立サンプルt検定を採用した。【結果】黄斑中心窩下脈絡膜厚さ(SFCT)は,(331.56±62.03)μm,黄斑中心窩下および側頭側1mmの脈絡膜が最も厚く,鼻側脈絡膜の厚みは,側頭側および黄斑上,下側より薄かった。9つの測定ポイントの脈絡膜厚さの差は統計学的に有意であった(F=158.53,P<0.001)。男性と女性のSFCTの間に有意差はみられなかった(t=1.804,P=0.072)。段階的重回帰分析は,SFCTと眼軸の長さ,年齢が相関を示し,眼軸が1mm増加したとき,SFCTは31.94μm(95%CI:24.4039.48μm,r=0.22,P<0.001)減少した。年齢が1歳増加するとSFCTは11.46μm(95%信頼区間は3.9718.96μm,r2=0.22,P=0.003)増加した。性別はSFCTに影響を及ぼさなかった(P=0.94)。結論:学齢前児童の脈絡膜厚さは眼軸と負の相関関係があり、年齢と正相関する。性別は児童早期脈絡膜の発育に影響しない。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】