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J-GLOBAL ID:201902271206518098   整理番号:19A1058285

骨芽細胞分化を受けるヒト骨髄幹細胞におけるCircRNA発現プロファイル【JST・京大機械翻訳】

circRNA Expression Profiles in Human Bone Marrow Stem Cells Undergoing Osteoblast Differentiation
著者 (4件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 126-138  発行年: 2019年 
JST資料番号: W4971A  ISSN: 2629-3269  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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遺伝子におけるバックスプライシング事象により産生される環状RNA(circRNA)は,遺伝子調節および正常な細胞恒常性における因子として出現している。それらは,組織および器官の正常な発生だけでなく,疾患の病因および細胞分化においても重要な役割を果たしている。しかし,骨芽細胞分化を受ける骨髄幹細胞(BMSCs)におけるcircRNAの役割はほとんど知られていない。著者らは,骨芽細胞分化中のcircRNAの発現プロファイルを決定するためにマイクロアレイ分析を行った。全部で3938のcircRNAがアップレギュレーションされ,5日目(D7)のBMSCsにおいて,0日目(D0)と比較して,1505が下方制御された。差次的に発現したcircRNAの約95%が蛋白質コード化遺伝子から誘導され,機能的アノテーション分析は,差別的に発現されたcircRNAの親遺伝子が骨形成関連用語に富んでいることを示した。miRNAと相互作用することが示唆されているので,マイクロRNA(miRNA)トランスクリプトームも解析した。次に,miRNAと負に相関し,miRNA応答要素を有するcircRNAを選択し,circRNA-miRNA相互作用ネットワークを構築した。ネットワークにおけるハブノードの解析は,トップ5ノードがmiRNAであることを示した。いくつかのcircRNAは,骨形成の役割を有するmiRNAと関連しており,これらのcircRNAがBMSCsの骨形成分化において潜在的に機能することを示している。さらに,著者らは,1つのハブmiRNA,miR-199b-5p,およびその結合したcircIGSF11の発現を検証した。circIGSF11のサイレンシングは骨芽細胞分化を促進し,miR-199b-5pの発現を増加させた。著者らの研究は,circRNA-miRNA相互作用がヒトBMSCsの骨形成分化に活発に寄与し,さらなる研究のための潜在的な道を示唆する。Copyright 2018 Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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