抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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パラメトリック発振を利用した機器には,雑音ろ波機能,過負荷保護機能などの特長を有することになるが,磁気飽和を利用することで,材料や巻線で生じる損失が大きくなる欠点もあった.コイルのインダクタンスは,磁性材料の透磁率,コイルの巻数,コイルの寸法によって決まるが,磁性材料を磁気飽和させることにより,材料の透磁率が周期的に変化させている.磁性材料には温度によって磁性を失うキュリー点があり,材料によってその温度は異なっている.キュリー点付近では,透磁率が大きく変化することから,キュリー温度付近で温度変化させて,インダクタンスの変化を得られないか検討を行なっている.本研究では,この温度変化させる仕組みとして,熱磁気モータを利用し,インダクタンスを変化させることで,パラメトリック発振を生じさせることを目的とし,低キュリー点材料を使った熱磁気モータを試作し,評価検討を行なった.(著者抄録)