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J-GLOBAL ID：201902271340172725   整理番号：19A0898109

海洋マイクロプラスチックの現状と課題 マイクロプラスチックに関する研究の動向

著者 (1件)： 黒田真一 (群馬大 大学院理工学府)
資料名： マテリアルライフ学会誌  (Journal of Materials Life Society)
巻： 31  号： 1  ページ： 13-18  発行年： 2019年03月29日 
JST資料番号： L0522A  ISSN： 1346-0633  CODEN： MRGAAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・マテリアルライフ学会の中に発足したマイクロプラスチック研究会は,マイクロプラスチックが生成されるメカニズムを明らかにする目的を持つ。研究活動開始に先駆け,世界におけるマイクロプラスチックの研究動向を概観。
・海洋で小さいプラスチックが発見されるようになったのは1970年代であるが,マイクロプラスチックなる言葉は,2004年のサイエンス誌以降で,マイクロプラスチックの存在と生態系への影響に関する調査研究が拡大。
・光や温度による劣化や,水や砂,更に強い力が加わる事など,複合劣化による二次マイクロプラスチックの生成機構に関して,まだ十分に解明されていない実情を指摘。

シソーラス用語： *プラスチック ,  生態系 ,  *環境アセスメント ,  劣化 ,  機構 ,  *マイクロプラスチック ,  海洋生態系 ,  生態系影響評価 ,  *複合劣化 ,  研究開発動向 ,  *評価
準シソーラス用語： 海洋マイクロプラスチック ,  研究動向 ,  *光酸化劣化 ,  生成メカニズム ,  *マテリアルライフ学会

分類 (4件)： 海洋汚濁  (SB02040B) ,  ごみ処理  (SC05030O) ,  高分子廃棄物処理  (YH01020W) ,  資源回収利用  (SC05060V)

引用文献 (41件)：

• 府川伊三郎: ′′海洋プラスチックごみとマイクロプラスチック(上) ARCレポート(RS-1019)′′, 旭リサーチセンター (2017)
• 府川伊三郎: ′′海洋プラスチックごみとマイクロプラスチック(下) ARCレポート(RS-1020)′′, 旭リサーチセンター (2017)
• 府川伊三郎: ′′浮遊するPE・PPマイクロプラスチックの生成と行方 ARCレポート(RS-1026)′′, 旭リサーチセンター (2018)
• E. J. Carpenter, et al.: Science, 175, 749 (1972)
• R. C. Thompson, et al.: Science, 304, 838 (2004)

タイトルに関連する用語 (5件)： 海洋 ,  マイクロプラスチック ,  現状 ,  研究 ,  動向