抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・時間と空間にとらわれない柔軟性を標榜するテレワークであるが,実際は裁量労働制の適用に厳しい条件があるため,大半の従業員は決められた労働時間内で管理された勤務。
・本研究は「厳密な労働時間管理をするテレワーク環境」の組織内で,どのようにOCBが発生して組織的成果向上に寄与するかを,現実の場と仮想的場双方での居場所と存在感の観点から考察。
・厳格に時間管理されている完全在宅勤務者の意識と行動の分析。
・在宅勤務者の行動として,現実のオフィスで見られるOCBとは違い,「オンラインコミュニケーションでの文字を中心とする雰囲気を作るOCB」の存在,それが組織成員だけでなく,組織の方向性や後進人材の多様性にも影響を与える可能性を指摘。
・厳格な時間管理にあって,監視や管理とは反対方向の意識によって行われる自発的で利他的な行動であるOCBを誘発することを指摘。