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J-GLOBAL ID：201902271659086065   整理番号：19A0772631

原木段階における製材品の強度等級予測-京都府産材を事例とした簡便な予測手法の開発-

Prediction of Strength Grades of Lumbers by Evaluating those of Logs-Development of the Simple and Convenient Prediction Method as a Case Study of Logs from Areas in Kyoto Prefecture-

著者 (7件)： 岸和実 (京都府大 大学院生命環境科学研究科) ,  神代圭輔 (京都府大 大学院生命環境科学研究科) ,  明石浩和 (京都府森林技術セ) ,  足立亘 (京都府森林技術セ) ,  渕上佑樹 (三重大 大学院生物資源学研究科) ,  田淵敦士 (京都府大 大学院生命環境科学研究科) ,  古田裕三 (京都府大 大学院生命環境科学研究科)
資料名： 木材工業  (Wood Industry)
巻： 74  号： 4  ページ： 140-145  発行年： 2019年04月01日 
JST資料番号： F0206A  ISSN： 0026-8917  CODEN： MKOGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最近,強度等級が判明した製材品が求められている。強度等級が明らかな製材品を効率的に得るためには,丸太の強度等級を評価することにより製材品の強度等級を予測することが重要である。強度等級を決定する一つの方法は縦振動法である。以前の研究において縦振動法を用いて丸太の強度と製材品の強度の間の関係を研究したが,それらの研究に必要な丸太の密度を測定するために時間と努力を要した。本研究では,丸太の密度を測定することなく,縦振動法により製材品の強度等級を予測することを可能にする方法の開発を試みた。結果として,丸太の固有振動数から丸太の密度を計算する方法は,容易に,正確に製材品の強度等級を予測するために効果的であることがわかった。さらに,この方法を用いることにより,丸太の密度を測定する方法を用いる場合とほぼ同じ精度で,製材品の等級を推定できた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *製材 ,  挽材 ,  *原木 ,  スギ ,  ヒノキ ,  *強度 ,  等級づけ ,  縦振動 ,  木材 ,  計測 ,  固有振動数 ,  Young率 ,  水分依存性 ,  含水量 ,  相関
準シソーラス用語： 製材品 ,  Cryptomeria japonica ,  Chamaecyparis obtusa ,  丸太 ,  *密度測定 ,  含水量依存性 ,  相関性

分類 (1件)： 木材の性質・構造  (FF05020Z)

引用文献 (10件)：

• 京都府の木で木造建築物を建てるためのイロハ,(一社)京都府木材組合連合会,14(2016)
• 武智正典,村口良範:愛媛県林業試験場研究報告,15,113-139(1994)
• 松岡真悟:愛媛県林業技術センター研究報告,23,53-57(2005)
• 池田潔彦ら:静岡県農林技術研究所研究報告,5,45-52(2012)
• 有馬孝禮ら:材料,39(444),1228-1234(1990)

タイトルに関連する用語 (8件)： 原木 ,  段階 ,  製材品 ,  等級 ,  予測 ,  京都 ,  予測手法 ,  開発