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J-GLOBAL ID：201902271763666811   整理番号：19A1005482

亜熱帯北太平洋における低気圧によって誘起された海面冷却:メカニズムと年年変動【JST・京大機械翻訳】

Sea Surface Cooling Induced by Extratropical Cyclones in the Subtropical North Pacific: Mechanism and Interannual Variability

著者 (3件)： Kobashi Fumiaki (Faculty of Marine Technology, Tokyo University of Marine Science and Technology, Tokyo, Japan) ,  Doi Haruki (Faculty of Marine Technology, Tokyo University of Marine Science and Technology, Tokyo, Japan) ,  Iwasaka Naoto (Faculty of Marine Technology, Tokyo University of Marine Science and Technology, Tokyo, Japan)
資料名： Journal of Geophysical Research: Oceans  (Journal of Geophysical Research: Oceans)
巻： 124  号： 3  ページ： 2179-2195  発行年： 2019年 
JST資料番号： W2386A  ISSN： 2169-9275  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 海洋に及ぼす温帯低気圧の影響を,約25~30°Nに位置する海面水温(SST)勾配のゾーンである北太平洋亜熱帯前線(STF)に焦点を当てて調べた。STFは,春における低気圧の頻繁な通過に最も顕著で敏感になる。衛星観測により,STFに沿ったサイクロン通過と同時にSSTの顕著な減少が明らかになった。SSTは約2日間減少し,次に約5日にわたって徐々に回復した。冷却の大きさは約0.4°Cである。海洋再解析データは,混合層の深化と同様の表面冷却を示した。冷却は季節的温度躍層に達し,1週間以上継続した。STF上のサイクロンは,低気圧の北西部に対してより大きな総観的な高さを伴う亜総観的な低気圧である。表面冷却は主に,低気圧と高圧系の間の強化された北風に関連する低い雲帯と潜熱と海洋エントレインメントの増加による短波放射の減少に起因する。STFは,西太平洋パターンに応答して年年時間スケールで強度が変化し,上層大気の傾圧性と低気圧の活動を変化させた。強い低気圧活動は春の季節的SST温暖化を弱める。低気圧は混合層だけでなく季節的温度躍層の変動にも影響することが示唆された。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *年年変動 ,  海面水温 ,  温暖化 ,  混合層 ,  温度躍層 ,  短波放射 ,  *低気圧 ,  海洋 ,  西太平洋 ,  *北太平洋 ,  潜熱 ,  *亜熱帯 ,  エントレインメント ,  傾圧性 ,  衛星観測 ,  電磁波 ,  波動

著者キーワード (4件)： 低気圧 ,  海面温度 ,  海洋混合層 ,  経年変動

分類 (1件)： 海洋の構造・力学・循環  (DC06030G)

タイトルに関連する用語 (7件)： 亜熱帯 ,  北太平洋 ,  低気圧 ,  誘起 ,  海面冷却 ,  メカニズム ,  年年変動