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J-GLOBAL ID:201902271809339677   整理番号:19A1802468

癌セラノスティクスのためのNIR応答性光熱半導体ナノ材料の設計と機能化【JST・京大機械翻訳】

Design and Functionalization of the NIR-Responsive Photothermal Semiconductor Nanomaterials for Cancer Theranostics
著者 (6件):
資料名:
巻: 50  号: 10  ページ: 2529-2538  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0966A  ISSN: 0001-4842  CODEN: ACHRE4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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結論:医療技術の発展にもかかわらず,癌は世界中の人々の生存に対して依然として大きな脅威となっている。光熱療法(PTT)は正常細胞に損傷を与えることなく癌細胞の選択的光熱アブレーションのための最小侵襲法である。最近,銅カルコゲナイド半導体は近赤外(NIR)領域における強い吸収と高い光熱変換効率に起因する有望な光熱剤として出現した。以前の研究は,CuS,Cu_2-xSeおよびCuTeナノ結晶を含む癌治療のためのそれらの開発の急速な増加を示した。しかし,有効PTTに対する最小レーザパワー強度は,ヒト皮膚曝露に対する保存限界よりも依然として有意に高いことが障壁である。光熱変換効率の改善とレーザ出力密度の低減はPTTの開発の方向になった。さらに,治療有効性を改善するために,多くの多モード治療ナノ構造を,光熱剤を抗腫瘍薬,光増感剤,または放射線増感剤と統合することによって定式化し,相乗効果をもたらした。蛍光,コンピュータ断層撮影,磁気共鳴イメージング,癌診断,腫瘍部位,部位特異的治療,および診断と治療の組込みによる治療反応の評価を含む光熱ナノ構造上に,種々の機能性材料を吸収,付着,カプセル化,または被覆した。本研究では,著者ら自身の研究に基づくそれらの設計と機能化に焦点を合わせて,癌セラノスティックのためのNIR応答性光熱半導体ナノ材料の概観を提示する。著者らのグループは,光熱剤として非常に改善されたNIR光吸収を有する一連のカルコゲニドを開発し,規制限界内でレーザ曝露を可能にした。また,WO_3-x,MoO_3-x,およびRuO_2を含む低毒性酸化物の光熱バイオ応用を研究し,光熱材料の新しい分野への応用を拡大した。さらに,多機能性ナノ剤の非常に強化された治療効果を考慮して,著者らのグループは,癌セラノスティックおよび相乗的治療を達成している造影剤または他の抗癌剤との光熱剤の統合に基づいて,Fe_3O_4@Cu_2-xSおよびCu_9S_5@mSiO_2のコア-シェルナノ粒子のような多くのナノ複合材料を設計した。三元化合物ナノ結晶も,癌に対する多モードイメージングガイド療法のための合成単純性により調製した。本研究は,in vitroおよびin vivo応用のための設計および概念,合成および特性化を含む著者らの過去の研究を要約する。次に,臨床応用のためのNIR応答性光熱半導体ナノ材料の傾向を分析し,それらの展望と課題を強調した。NIR応答性光熱半導体ナノ材料からの光熱技術は癌セラノスティックを促進し,将来,巨大な進歩をもたらすと考えられる。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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医用素材 
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