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J-GLOBAL ID:201902272162857877   整理番号:19A1415672

FeVO_4-CrVO_4固溶体の相図における三linic-単斜晶-斜方晶(T-M-O)構造転移【JST・京大機械翻訳】

Triclinic-monoclinic-orthorhombic (T-M-O) structural transitions in phase diagram of FeVO4-CrVO4 solid solutions
著者 (8件):
資料名:
巻: 122  号: 11  ページ: 115101-115101-11  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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構造相および磁気相に関連するFeVO_4-CrVO_4固溶体の相図を,明白な実験的証拠を用いて提示した。固溶体Fe_1-_xCr_xVO_4(0≦x≦1.0)を標準的固相法により合成し,X線回折,走査電子顕微鏡,X線のエネルギー分散スペクトル,Raman分光法,直流磁化,および57Fe Moessbauer分光研究により研究した。FeVO_4とCRVO_4は,それぞれ三斜晶系(P-1空間群)と斜方晶系構造(Cmcm空間群)であることがわかった。FeVO_4格子へのCrの取り込みは,固溶体の両端成分と異なる新しい単斜晶相の出現をもたらす。x=0.10までのFe_1_xCr_xVO_4において,三斜晶構造における識別可能な変化は見られなかった。新しい構造的単斜晶相(C2/m空間群)がx=0.125で三斜晶相内に出現し,Cr含有量の増加と共に,構造のRietveld解析により証明されたように,x=0.175~0.25の範囲で明確な単一相特徴で安定化した。x=0.33を超えると,CRVO_4(Cmcm空間群)に類似した斜方晶相が出現し,x=0.85までの単斜晶構造と共存し,最終的にx=0.90~1.00の範囲で安定化する傾向があった。Raman分光研究も構造転移を確認した。FeVO_4Ramanスペクトルは三斜晶構造中の3つの非等価Vイオンに関連するモードを示し,そこでは42Ramanモードが本研究で観測された。より高い対称性をもつ構造の安定化により,Ramanモードの数は減少し,対称性非等価サイトに関連するモードは,二重項構造から特異モードに集まる。FeVO_4における2つの磁気転移から,21.5Kおよび15.4KにおけるCRVO_4における単一磁気転移から,71K(反強磁性転移)における系統的クロスオーバを,磁化研究において観測した。x=0.15の中間固溶体は二つの磁気転移を示したが,x=0.33の化合物では磁気転移の一つが消失した。Fe_1-_xCr_xVO_4中のCr含有量の増加に伴う構造変化として,Feの非等価サイトの消失に対するフィンガープリントの証拠を,57Fe Moessbauer分光研究により示した。Fe_1_xCr_xVO_4固溶体の構造変化に関する包括的研究は,これらの固溶体における室温構造および温度依存磁気転移に対してそれぞれ特徴的な詳細な相図を導いた。Copyright 2019 AIP Publishing LLC All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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強誘電体,反強誘電体,強弾性  ,  酸化物結晶の磁性 
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