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J-GLOBAL ID：201902272391500309   整理番号：19A1645306

貝殻と棘の熱分解を最適化するための水産廃棄物焼却温度の低温化

Lowering the incineration temperature of fishery waste to optimize the thermal decomposition of shells and spines

著者 (2件)： Kobatake Hidekazu (Institute of Regional Innovation, Hirosaki University, Aomori, Japan) ,  Kirihara Shinji (Institute of Regional Innovation, Hirosaki University, Aomori, Japan)
資料名： Fisheries Science  (Fisheries Science)
巻： 85  号： 3  ページ： 573-579  発行年： 2019年05月 
JST資料番号： L2029A  ISSN： 0919-9268  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホタテガイやカキ殻のような水産廃棄物の一部は,肥料,飼料,土壌調整剤または漁場調製物に利用され,水産養殖残渣からの殻の大部分は1000°C以上で一般廃棄物として焼却される。この焼却は大量の燃料とコストを必要とする。焼却によって得られる酸化カルシウムを蓄熱材,脱臭剤,殺菌剤などの製品に利用するためには,焼却温度を下げることがコスト低減には不可欠である。本研究では,焼却温度を下げる可能性を検討した。貝殻や棘の熱分解温度は,カルサイト試薬よりも低い。この違いは,貝殻や棘の微細構造によって生じた。焼成中の貝殻の粒度調整は,反応温度と必要な燃料をさらに減少させることができる。Copyright 2019 Japanese Society of Fisheries Science Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ホタテガイ ,  *漁業 ,  漁場 ,  原価低減 ,  最適化 ,  *酸化カルシウム ,  焼却 ,  *熱分解 ,  廃棄物 ,  方解石 ,  *貝殻 ,  産業廃棄物
準シソーラス用語： カキ殻 ,  カルサイト ,  *水産廃棄物

著者キーワード (3件)： 漁業廃棄物 ,  シェル ,  熱分解

分類 (2件)： 漁労一般  (FH03010G) ,  動物性水産食品  (FJ13020C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 貝殻 ,  熱分解 ,  最適化 ,  水産廃棄物 ,  焼却 ,  低温化