文献
J-GLOBAL ID:201902272610359100   整理番号:19A0897643

平面ジョセフソン接合におけるトポロジカル超伝導の証拠

Evidence of topological superconductivity in planar Josephson junctions
著者 (17件):
資料名:
巻: 569  号: 7754  ページ: 89-92  発行年: 2019年05月02日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
マヨラナゼロモードは,トポロジカル超伝導体間の境界に局在する準粒子状態であり,フォールトトレラントな量子コンピューティングの理想的な構成要素になると予想されている。超伝導体-半導体ナノワイヤーにおけるマヨラナゼロモードを実験的に示すものとして,臨界磁場を超える磁場においてトンネル分光測定によるゼロバイアスコンダクタンスピークの観測結果がいくつか報告されている。これに対し,二次元系では,平面ジョセフソン接合内にマヨラナチャネルを閉じ込めるという代替的方法が得られる。この接合では,超伝導リード間の位相差φが追加の調節手段となって,この系を位相バイアスのない系よりも低い磁場でトポロジカル相に向かわせると予測される。今回我々は,ヒ化インジウム上にアルミニウムを積層させたヘテロ構造で実現されたジョセフソン接合の端部において,トンネル分光測定によって位相依存性ゼロバイアスコンダクタンスピークを観測したことを報告する。接合をφ≒πまでバイアスすると,φ=0に対して,ゼロバイアスピークが現れる臨界磁場が低くなった。このゼロエネルギー状態の位相依存性と磁場依存性は,有限サイズのジョセフソン接合におけるマヨラナゼロモードのモデルと一致している。今回のデバイスは,位相調節されたトポロジカル超伝導の実験的証拠を与えるだけでなく,超伝導量子電磁力学アーキテクチャーと両立させることができ,トポロジカル量子コンピューティングに必要な複雑な形状に拡張可能である。Copyright Nature Japan KK 2019
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の無機化合物の電気伝導  ,  電子輸送の一般理論  ,  半導体結晶の電気伝導 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る