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J-GLOBAL ID:201902272692569971   整理番号:19A1655387

トリプルネガティブ乳癌の独立した予後指標としてのT-bet+リンパ球浸潤【JST・京大機械翻訳】

T-bet+ lymphocytes infiltration as an independent better prognostic indicator for triple-negative breast cancer
著者 (14件):
資料名:
巻: 176  号:ページ: 569-577  発行年: 2019年 
JST資料番号: W4122A  ISSN: 1573-7217  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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エフェクターT細胞活性化のマスター調節因子であるTボックス転写因子21(T-bet)はT細胞受容体の刺激により誘導される。本研究では,T-betに焦点を当て,活性化T細胞の機能を調べた。本研究は,2004年1月~2014年12月の間に,ネオアジュバント化学療法なしで切除を受けた原発性三重陰性乳癌(TNBC)患者242名を含んだ。腫瘍浸潤リンパ球(TILs)におけるCD8とT-bet発現の免疫組織化学スコアは6.25×10~3mm2の≧30と定義された。242名のTNBC症例のうち,CD8は127名(52.5%)の腫瘍で陽性に発現し,T-betは67名(27.7%)の腫瘍で陽性に発現した。T-bet発現はCD8発現と有意に相関した(p<0.0001)。T-bet+腫瘍を有する患者は,T-bet腫瘍を有する患者と比較して,より長い全体的生存(OS)を有した(p=0.047)。CD8+とT-bet+の組合せは,CD8+/T-bet腫瘍と比較して,より良い無再発生存(RFS)とOSと関連していた(それぞれp=0.037とp=0.024)。補助化学療法は,T-bet+腫瘍患者に対して有意に大きな利益を与えた(RFSに対してp=0.031,OSに対してp=0.0003)。多変量解析は,TILsにおけるT-bet発現が独立で陽性の予後指標(HR=0.36,95%信頼区間(CI)0.12-0.94,RFSに対するp=0.037,OSに対するHR=0.30,95%CI0.07-0.95,p=0.039)であることを明らかにした。TNBCにおける高T-bet発現TILs患者のOSは有意に改善された。従って,T-betはTNBCにおける生存と種々の免疫療法戦略の予測指標となる可能性がある。Copyright 2019 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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臨床腫よう学一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  腫ようの診断 
タイトルに関連する用語 (3件):
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