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J-GLOBAL ID:201902273104903657   整理番号:19A0734330

プロテオミクス解析に基づく増殖性糖尿病網膜症患者におけるラニビズマブ誘発ヒト硝子体蛋白質プロファイルの変化【JST・京大機械翻訳】

Change of ranibizumab-induced human vitreous protein profile in patients with proliferative diabetic retinopathy based on proteomics analysis
著者 (9件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 12  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7379A  ISSN: 1559-0275  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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抗血管内皮成長因子(VEGF)剤の術前治療は増殖糖尿病性網膜症(PDR)に広く用いられているが,分子機構は完全には理解されていない。本研究の目的は,PDR患者の硝子体液中のラニビズマブ(抗VEGF剤)により誘導される蛋白質プロファイルの変化を観察し,PDRに対する抗VEGF治療の効果を明らかにすることである。プロテオミクス法を用いて,硝子体液中の差次的に発現した蛋白質を同定した。未治療PDR患者をPDR群として定義し,ラニビズマブ(IVR)の硝子体内注射で治療した患者をIVRと定義した。遺伝子オントロジー(GO)アノテーションとReactome経路は,DAVID生物情報科学資源から得られた。アポリポ蛋白質C-I(APOC1),セルピンペプチダーゼ阻害剤クレードAメンバー5(SERPINA5),メタロプロテイナーゼの組織阻害剤(TIMP2),およびケラチン1(KRT1)の硝子体内レベルを,酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)によって測定した。339の差次的に発現した蛋白質がIVRに反応して同定された。最も顕著なGOアノテーションは,変化した蛋白質が「自然免疫応答」であることを示した。最も顕著な反応経路は「血小板脱顆粒」であった。ELISA結果は,IVRと比較して,PDR群において,APOC1,SERPINA5,KRT1のレベルの増加とTIMP2のレベルの低下を示した。VEGFレベルの低下に加えて,ラニビズマブはPDR患者におけるヒト硝子体蛋白質プロファイルの変化と関連し,その中で異なる蛋白質が免疫応答,血小板脱顆粒,補体活性化などに関与し,VEGFの効果がこれらのシグナル伝達経路に関与することを示唆した。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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眼の基礎医学  ,  有機化合物の各種分析  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  脳下垂体ホルモン 
引用文献 (49件):
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