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J-GLOBAL ID:201902273264711884   整理番号:19A0613205

50%(V/V)メタノール水溶液により抽出されたカボチャ(Cucurbita maxima)におけるヘプタクロルエポキシド濃度と土壌濃度との関係

Relationship between Heptachlor Epoxide Concentration in Pumpkin (Cucurbita maxima) and Soil Concentration Extracted with 50% (v/v) Methanol-Water Solution
著者 (2件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 1-9  発行年: 2019年03月18日 
JST資料番号: L1101A  ISSN: 0917-2408  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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汚染されたカボチャの循環を避けるための土壌診断を確立するために,カボチャによる取り込みのための土壌中ヘプタクロルエキソ-エポキシド(HEPX)のアベイラビリティを評価した。すなわち,50%(v/v)メタノール水溶液で抽出した土壌中のHEPX濃度とカボチャ中のHEPX濃度間の関係を調べた。最初に,環境制御されたチャンバーにおいてHEPX汚染土壌に植えられたカボチャ(Cucurbita maxima Dutch.cv.Ebisu)のシュート初期成長を試験した。回帰分析において有意な(P<0.01)関係が見られ,50%(v/v)メタノール水溶液がカボチャの初期成長シュートによる土壌中のHEPXアベイラビリティの評価に適していることを示した。次に,植物基盤から収集した土壌中で50%(v/v)メタノール水溶液で抽出したHEPX濃度および8つの圃場に植えたカボチャの3品種(C.maxima Dutch.cv.Ebisu,C.maxima Dutch.品種,TC2A)の果実は有意な(,P<0.01)関係を示した。しかしながら,カボチャ果実に対する回帰線の決定係数(R<sup>2</sup>)は,初期成長カボチャシュートに対するそれらより低かった。これは,50%(v/v)メタノール水溶液で抽出した土壌中のHEPX濃度,果実の節位置,および果実の乾物生産がカボチャ果実のHEPX濃度に寄与することを意味した。これらの因子を用いた多重回帰分析の結果は,すべての品種において調整されたR<sup>2</sup>値が単一回帰分析によって決定されたものと比較して増加したことを示した。しかし,土壌診断の観点から,カボチャ果実中のHEPX濃度は複数の因子を用いずに,50%(v/v)のメタノール水溶液で抽出した土壌中のHEPX濃度のみを用いて推定することのほうが優れている。(翻訳著者抄録)
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分類 (5件):
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土壌汚染  ,  害虫に対する農薬  ,  食品の汚染  ,  野菜とその加工品  ,  物質の代謝 
物質索引 (3件):
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引用文献 (25件):
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