抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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新しいタイプの燃料として,バイオスラリーはバイオマス高速熱分解から製造されたバイオオイルとバイオ炭の混合から調製され,定常燃焼用途に適している。本研究は,空気,20%O_2/80%CO_2,および30%O_2/70%CO_2を含む種々の雰囲気下で,1400°Cでの実験室規模の落下管炉におけるバイオスラリー燃焼からの粒子状物質(PM)の放出を報告する。バイオマス燃焼と同様に,バイオスラリー燃焼中の10μm以下の空気力学的直径(すなわちPM_10)を有するPMの粒度分布(PSD)も,二モード分布に従った。バイオスラリーにおけるチャー負荷レベルの増加は,バイオ炭における無機化学種の高含有量の結果として,PM_10,特にPM_1-10の放出の増加をもたらす。20%O_2/80%CO_2条件下でのバイオスラリー燃焼中のPM_1とPM_1-10の放出は,空気条件下のそれらより低く,明らかに,チャー燃焼温度が低いことに起因した。しかしながら,30%O_2/70%CO_2条件下では,バイオスラリー燃焼中のPM_10の放出は,空気条件下のそれより高かった。PM_10のそのような増加は主にPM_1の増加により寄与され,これは酸素濃度の増加におけるアルカリ種の硫酸化の促進の結果であると思われる。バイオスラリーの燃焼中のPM_10放出性能も,同様の条件下で,石炭,バイオマス,またはバイオチャーのような固体燃料の燃焼中のそれらに対してベンチマークされた。結果は,バイオスラリーの燃焼が,同じエネルギー入力に基づいて,石炭,バイオマス,またはバイオ炭のそれよりかなり低いPM_10を放出することを示した。それは通常,バイオスラリーが固体燃料を置き換えるのに使用される場合である。結果は,PM排出の観点から,バイオスラリーは,静止燃焼用途における他の固体燃料を代替するための競争的な候補であることを示唆する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】