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J-GLOBAL ID：201902273386774229   整理番号：19A2689511

木材研究は樹の力の借り方 ~セルロースナノファイバー~

著者 (1件)： 矢野浩之 (京大 生存圏研)
資料名： 建築と社会  (Architecture and Society)
巻： 100  号： 11  ページ： 26-27  発行年： 2019年11月01日 
JST資料番号： F0181A  ISSN： 0912-8182  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・木材の構造は,鋼鉄の1/5の軽さで鋼鉄の5倍以上の強度を持つ結晶性ナノファイバー(セルロースナノファイバー(CNF))から出来た3次元多孔性高分子複合材料であること等の報告。
・近年,木材からその5割を占める結晶性ナノファイバーを取り出し,材料とする取り組みが世界中で進んでいること等の報告。
・高強度CNF材料,CNFによるゴム補強,京都プロセス,CNF強化透明材料の報告。
・植物資源に基づく次世代材料の開発は時代の要請であること,“結晶性ナノファイバーから出来た3次元多孔性高分子複合材料”である木材を,直接,飛行機や自動車の材料に変換する方が,CNFを作り再構築するよりも高性能の材料を省エネルギー的に製造できること等の報告。

シソーラス用語： *木材 ,  *セルロース繊維 ,  *ナノファイバ ,  複合材料 ,  多孔性 ,  高分子 ,  飛行機 ,  自動車 ,  省エネルギー
準シソーラス用語： *セルロースナノファイバー

分類 (2件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O) ,  有機質材料  (RA06030O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 木材 ,  研究 ,  樹 ,  力 ,  セルロースナノファイバー