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J-GLOBAL ID:201902273460770074   整理番号:19A0594180

農作業の行方

Future of Farm Work
著者 (1件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 39-43  発行年: 2019年03月20日 
JST資料番号: G0627B  ISSN: 0389-1763  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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農業は生態系の一部を活性化させて人が欲しいものを手に入れる生業である。しかし,その全ての過程において排出されたものは自然の循環に戻さなければ持続しない。農作業学会編纂の『農作業学』には,「農業における農産物の生産は,自然の物質循環過程の法則を活用して,作物,家畜によってより効率の高い物質生産が行われるように,人為的に制御できる範囲において,物質循環のための環境を管理することによって行われるものである。」と記されている。この論説では,この定義に則って「農作業」と,「運転」,「情報」,「ロボット化」,「AI」といったキーテクノロジーとの関係を論じ,未来の農作業のあるべき姿を考察した。その結果,農作業の根底は,収穫への感謝と喜びであるとし,全てを循環の中で行う未来の農作業は,生命活動によって生じたエネルギーだけで行われるべきであると結論付けた。(著者抄録)
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分類 (1件):
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農業一般 
引用文献 (7件):
  • 遠藤織太郎・角田公正・坂井直樹・塩谷哲夫他(1999):3.2 農業における物質循環,日本農作業学会編,農作業学,農林統計協会,東京,pp.24-36.
  • 亀岡孝治(2107):協働と競争が支えるデジタル農業-AgGateway Japan 設立に向けて-,農業食料工学会シンポジウム第22回テクノフェスタ-食料生産システムの世界標準化に向けた新たな取り組み-,pp.3-11.
  • 高田秀重(2016):プラスチックの時代からの脱却を,http://pelletwatch.jp/wp-content/uploads/2016/03/IPW_microplastic_Ver3.pdf
  • 田島 淳(2018):環境保全型農作業システム構築のための局所耕うん栽培技術の開発,農業電化 平成 30 年11 月号,pp.1-4.
  • Tajima, K., K.Tamaki, J.Tatsuno, M.Kato and T.Inagaki(1996):A study on the shaft tillage cultivation system for an agricultural robot,AgEng'96 MADRID paper 96A-101.
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