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J-GLOBAL ID：201902273726780372   整理番号：19A1906806

表面堆積物環境DNAのマイクロコズム研究:減衰観測,存在量推定,および断片長比較【JST・京大機械翻訳】

A Microcosm Study of Surface Sediment Environmental DNA: Decay Observation, Abundance Estimation, and Fragment Length Comparison

著者 (3件)： Wei Nan (Department of Urban Engineering, The University of Tokyo, Japan) ,  Nakajima Fumiyuki (Department of Urban Engineering, The University of Tokyo, Japan) ,  Tobino Tomohiro (Department of Urban Engineering, The University of Tokyo, Japan)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 52  号： 21  ページ： 12428-12435  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 環境DNA(eDNA)の解釈は,環境モニタリングのためのこの新しい技術の応用を妨げる主要な問題である。異なるDNA断片長の減衰特性と生物豊度推定は,特に表面堆積物から捕獲されたeDNAに対して,ほとんど知られていない。本研究では,河口端脚類(Grandidierella japonica)を標的種として用いた。DNA抽出を用いた実験室規模実験を行い,eDNA崩壊に及ぼす細菌の影響を明らかにした。また,異なる長さ(126と358bp)を持つ2つのフラグメントを用いて,eDNA崩壊と生物豊度推定に関する情報の解釈を明らかにするために,端脚類を用いたミクロコスム実験を行った。細菌濃度はeDNA崩壊を加速し,長い断片は細菌に対してより感受性であり,指数関数的減衰期間において短い断片よりも速く減衰した。新鮮なeDNA(端脚類を除去する24時間以内に収集した)は古いeDNA(端脚類を除去した後の240~480時間)より生物豊度を示し,短い断片は長い断片よりも生物量をより良く反映した。最後に,表面堆積物中のeDNAの半減期を水試料中のそれと比較し,表面堆積物と水の時間スケールが類似していることを見出した。著者らの結果は,表面堆積物も水に類似した時間スケールで環境を監視する可能性を持つことを示唆する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 細菌 ,  水試料 ,  端脚類 ,  *堆積物 ,  バイオマス ,  環境モニタリング ,  河口 ,  感受性 ,  半減期 ,  減衰特性
準シソーラス用語： 指数関数的減衰 ,  DNA抽出 ,  DNA断片 ,  *マイクロコズム ,  *環境DNA , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 動物に対する影響  (EE05040R)

タイトルに関連する用語 (8件)： 堆積物 ,  環境DNA ,  マイクロコズム ,  研究 ,  減衰 ,  観測 ,  推定 ,  断片