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J-GLOBAL ID：201902273848308358   整理番号：19A0440898

光照射による二酸化チタン上の細胞接着の制御【JST・京大機械翻訳】

Control of Cell Adhesion on Titanium Dioxide by Light Irradiation

著者 (4件)： Ueda Masato (Kansai University, Department of Chemistry and Materials Engineering, Faculty of Chemistry, Materials and Bioengineering, Osaka, Japan) ,  Yamaguchi Rika (Kansai University, Department of Chemistry and Materials Engineering, Faculty of Chemistry, Materials and Bioengineering, Osaka, Japan) ,  Fujita Chika (Kansai University, Department of Chemistry and Materials Engineering, Faculty of Chemistry, Materials and Bioengineering, Osaka, Japan) ,  Ikeda Masahiko (Kansai University, Department of Chemistry and Materials Engineering, Faculty of Chemistry, Materials and Bioengineering, Osaka, Japan)
資料名： Materials Science Forum  (Materials Science Forum)
巻： 941  ページ： 2507-2512  発行年： 2019年 
JST資料番号： D0716B  ISSN： 0255-5476  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： いくつかの技術を用いて,基板から/離れた細胞を付着させた。基質上で培養された細胞は,トリプシンのような酵素を用いて細胞と基質の間の蛋白質の破壊により,一般に基質からシートに分離される。しかしながら,酵素は細胞間の接着分子も損傷する。TiO_2は,3.0~3.2eVのエネルギーバンドギャップを有するn型半導体であり,紫外線(UV)光下で光触媒活性を示した。本研究の目的は,TiO_2膜を用いて光応答性細胞培養容器を作製し,それに及ぼす細胞の接着挙動を研究することであった。TiO_2膜をチタンテトライソプロポキシドを用いてゾル-ゲル法によりSiO_2板上に調製した。初代骨芽細胞を血管に播種し,37°Cで培養した。培養中,UV照射を血管の背側から連続的に行った。基本的に,細胞数は暗所での培養期間とともに単調に増加した。以前の光照射は表面上の細胞接着を促進した。TiO_2上のTi-OH基の形成はUV照射により促進されると思われる。対照的に,細胞は連続光照射下で減少した。細胞は,それがTiO_2層によって完全に吸収されたので,血管においてUVに暴露されなかった。それは,TiO_2表面上の発生した光電流またはヒドロキシルラジカルに起因する可能性がある。これらの結果は,細胞の接着/増殖/剥離挙動が,TiO_2の光触媒反応と照射パターンによって制御できることを意味する。Copyright 2019 Trans Tech Publications Ltd. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 血管 ,  *細胞接着 ,  ゾル-ゲル法 ,  ヒドロキシルラジカル ,  培養 ,  *接着 ,  トリプシン ,  紫外線照射 ,  紫外線 ,  タンパク質 ,  骨芽細胞 ,  基質 ,  細胞培養 ,  *チタン ,  *二酸化チタン ,  *細胞結合 ,  *結合

著者キーワード (3件)： セラミック半導体 ,  光触媒反応 ,  細胞培養血管

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 光照射 ,  二酸化チタン ,  細胞接着