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J-GLOBAL ID：201902273915819008   整理番号：19A0852114

生物医学応用のためのナノセルロースヒドロゲルのエンジニアリング【JST・京大機械翻訳】

Engineering nanocellulose hydrogels for biomedical applications

著者 (3件)： Curvello Rodrigo (Bioresource Processing Research Institute of Australia (BioPRIA), Department of Chemical Engineering, Monash University, VIC 3800, Australia) ,  Raghuwanshi Vikram Singh (Bioresource Processing Research Institute of Australia (BioPRIA), Department of Chemical Engineering, Monash University, VIC 3800, Australia) ,  Garnier Gil (Bioresource Processing Research Institute of Australia (BioPRIA), Department of Chemical Engineering, Monash University, VIC 3800, Australia)
資料名： Advances in Colloid and Interface Science  (Advances in Colloid and Interface Science)
巻： 267  ページ： 47-61  発行年： 2019年 
JST資料番号： B0923A  ISSN： 0001-8686  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノセルロースヒドロゲルは,良好な機械的性質を有する高度に水和した多孔質セルロース軟質材料である。これらのセルロース系ゲルは,親水性,再生可能,生分解性および生体適合性である細菌または植物セルロースナノフィブリルから生産できる。ナノセルロースは,フィブリル(CNF),結晶(CNC)または細菌(BNC)が高いアスペクト比と表面積を有し,官能基またはグラフト化生体分子により化学的に修飾できる。セルロースの機能化は,物理的および化学的性質の強化と生物学的相互作用の制御を提供し,特異的な応用のためのヒドロゲルを調整する。ここでは,生物医学応用のためのナノセルロースヒドロゲルを批判的にレビューした。ナノセルロースヒドロゲルは3D細胞培養に対して実証され,低細胞毒性を有する細胞外マトリックス(ECM)特性を模倣している。創傷被覆と軟骨修復のために,ナノセルロースゲルは細胞再生を促進し,組織工学足場に必要な機械的性質を提供する。ナノセルロース内の治療のカプセル化は,薬物の標的送達を可能にする。現在,ペプチドと蛋白質へのセルロース架橋は,診断に使用される低コストで再生可能なスマート材料の新しい世代を可能にする。最後に,ヒドロゲルに含まれる繊維の組織化メッシュは,生体分子と細胞の分離における応用を駆動する。ナノセルロースヒドロゲルは,複数の生物医学的応用のための高度に工学的なプラットフォームとして出現し,ライフサイエンスに対する再生可能で性能の良い解決策を提供する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ヒドロゲル ,  カプセル封じ ,  タンパク質 ,  被覆 ,  細菌 ,  生体組織工学 ,  *セルロース ,  多孔性 ,  生体適合性 ,  細胞培養 ,  三次元 ,  細胞毒性 ,  多孔質体 ,  ペプチド ,  細胞外マトリックス
準シソーラス用語： *ナノセルロース , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ナノセルロース ,  ヒドロゲル ,  細胞培養 ,  組織工学 ,  バイオセンサ

分類 (2件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

タイトルに関連する用語 (2件)： 生物医学応用 ,  エンジニアリング