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J-GLOBAL ID:201902273951184902   整理番号:19A0101446

老化トウモロコシ葉のC3様光合成特性は葉肉細胞の優先的老化を伴う

C3-Like Photosynthetic Properties of Senescing Maize Leaves Are Accompanied by Preferential Senescence of Mesophyll Cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 387-391(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0393A  ISSN: 0011-4545  CODEN: CYTOA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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C4植物において,葉肉細胞(MC)は維管束鞘細胞(BSC)へのCO2ポンピングに関与し,リブロース1,5-ビスリン酸カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ(Rubisco)をCO2リッチ条件下で作用させ,C4光合成に特異的な種々の特性をもたらす。トウモロコシ(Zea mays)は代表的なC4植物であるが,その老化葉はC3様光合成特性を示す。著者らの培養条件下で,トウモロコシの最初の葉は播種後9日目までに成熟を終了し,その後,かなりの程度のO2阻害,C3様光合成特性を示し始めた。老化の間,葉緑体核様体の数と大きさはMCとBSCの両方で減少したが,葉緑体核様体の分解は,報告によると光合成器官の老化の最も早い兆候の1つであり,BSCよりMCで早く進行し,MCの優先的老化を示唆した。これらの結果に基づいて,MCにおける優先的な老化がBSCへの不十分なCO2のポンピングを引き起こし,老化トウモロコシの葉にC3様光合成特性をもたらす可能性があることを提案した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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植物生理学一般  ,  光合成 
引用文献 (12件):
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