抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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オフィスや商業施設などでは,数多くの照明器具を必要とするため,利便性向上のために照明器具に無線通信機能を搭載した無線照明制御システムの導入が増えている。一方,無線通信を用いて照明器具を個別に制御するには,照明器具の設置位置と器具ID(識別番号)の組み合わせを把握する必要があるが,組み合わせ情報の作成時間が設置台数に応じて増大するという問題があった。東芝グループは,照明器具の据え付け後にそれらの設置位置と器具IDを短時間で確認できる配置推定技術を開発した。この技術は,汎用無線機器で測定可能な受信信号強度と設置位置情報を用い,エリアごとに据付照明器具群と照明器具間の隣接関係を推定して作業員へ提示できる。試験とシミュレーションで評価した結果,600台の照明器具から成る無線照明制御システムにおいて,作業時間を約80%削減できることを確認した。(著者抄録)