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J-GLOBAL ID：201902274187494827   整理番号：19A0182414

乳癌および肝癌における癌幹細胞集団の確立に対する環境汚染物質カドミウムの影響【JST・京大機械翻訳】

Impact of Environmental Pollutant Cadmium on the Establishment of a Cancer Stem Cell Population in Breast and Hepatic Cancer

著者 (4件)： Ju Hee (College of Pharmacy, Seoul National University, South Korea) ,  Arumugam Parthasarathy (College of Pharmacy, Seoul National University, South Korea) ,  Lee Jungmi (College of Pharmacy, Seoul National University, South Korea) ,  Song Joon Myong (College of Pharmacy, Seoul National University, South Korea)
資料名： ACS Omega  (ACS Omega)
巻： 2  号： 2  ページ： 563-572  発行年： 2017年 
JST資料番号： W5044A  ISSN： 2470-1343  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 重金属汚染物質のカドミウムは癌を引き起こす。腫瘍における癌幹細胞(CSC)の存在は,癌の再発および治療失敗の理由であると広く考えられている。増加する証拠は,ある条件下では非CSCがCSCに変換できることを確認した。バルク腫瘍細胞集団におけるCSC系統発生に及ぼすカドミウムの影響はまだ研究されていない。本研究の目的は,非CSCのCSCへの転換に及ぼすカドミウムの影響と複数のCSCマーカーの同時モニタリングに基づくCSCの同定を評価することであった。量子ドット(QD)ナノプローブと音響光学可変同調フィルタ(AOTF)に基づくイメージング装置を用いて,分子マーカーの高含量モニタリングを行った。カドミウム処理はMCF-7およびHepG2細胞系におけるCSC集団を有意に増加させた。カドミウム誘導CSCは,幹細胞マーカー,すなわちCD44,CD24,CD133およびALDH1の同時分析により同定された。さらに,CD44,ALDH1およびCD133のm-RNA発現の増加およびp-Ras,p-Raf-1,p-MEK-1およびp-ERK-1の蛋白質発現が,カドミウム処理MCF-7およびHepG2細胞で観察された。本研究はカドミウムが乳癌細胞系におけるCSCマーカーの遺伝子発現を誘導し,非CSCのCSCへの転換を促進することを示す。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 遺伝子発現 ,  CD44抗原 ,  *肝臓腫瘍 ,  量子ドット ,  同時分析 ,  HepG2細胞 ,  MCF7細胞 ,  mRNA ,  *乳房腫瘍 ,  *カドミウム
準シソーラス用語： 蛋白質発現 ,  CD133抗原 ,  CD24抗原 ,  ナノプローブ ,  *腫瘍幹細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 乳癌 ,  肝癌 ,  癌幹細胞 ,  集団 ,  環境汚染物質 ,  カドミウム