抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・日本の産業クラスター研究においては,進化経済地理学的アプローチから,産業クラスターの発展と進化を明らかにすることが重要であることから,これまでの産業クラスター研究を概観し,その将来展望を検討。
・産業クラスターに関する既往研究を整理すると,経済学研究と社会学研究に大別され,その違いは「社会と市場」と「生産及びイノベーション」に関する視点であることを概説。
・近年,経済地理学では産業クラスターの進化に関し,アクターとネットワークの二点に着目した研究が進んでおり,それぞれについて分析。
・産業クラスター研究は,今後,産業クラスターにおけるネットワークとクラスターとの共進化についてのメカニズムの理論化を図ることが第一の課題であることを指摘。
・また,世界的な政策の趨勢を視野にいれた産業クラスター政策の分析も必要であることを提示。