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J-GLOBAL ID:201902274273127971   整理番号:19A0998553

改良CSM-Cropgro-Cottonモデルを用いたフィルムマルチ点滴灌漑下のワタ成長と土壌含水量のシミュレーション【JST・京大機械翻訳】

Simulation of cotton growth and soil water content under film-mulched drip irrigation using modified CSM-CROPGRO-cotton model
著者 (10件):
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巻: 218  ページ: 124-138  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0745A  ISSN: 0378-3774  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ワタは中国北西部の乾燥地帯である新疆の主要な現金作物の1つである。この地域のほとんどの綿畑はプラスチックフィルムマルチで点滴灌漑されている。しかし,フィルムマルチ点滴灌漑下のワタに関するDSSAT(農業技術移転のための意思決定支援システム)モデルの性能を試験した研究はほとんどない。本研究の目的は,改良CSM-CROPGRO-Cottonモデルの性能を評価し,中国,Korla,Bayingolモンゴル自治区の灌漑実験ステーションで実施した異なる灌漑処理からのデータを用いてワタの遺伝係数を決定することである。選択した遺伝係数に基づいて,モデルを2016年に圃場試験データセットを用いて較正し,2015年にデータセットを用いて検証した。土壌含水量,葉面積指数,生物季節学的期間およびワタ収量のシミュレーション結果を,それらの対応する測定値と比較した。元のモデルによってシミュレートされた播種発生日,流動日,成熟日およびワタ収量の絶対相対誤差(ARE)は,それぞれ5.8%,7.3%,5.0%および70.6%であり,一方,改良モデルのそれらは,それぞれ1.7%,1.1%,1.1%および0.1%であった。シミュレートされた葉面積指数は,決定係数(R2)>0.739,一致(d)>0.910の指数,および根平均二乗誤差(RMSE)<0.965の圃場観察と良く一致した。20~40cmの土壌層におけるシミュレートされた土壌含水量は,R2=0.724,d=0.639およびRMSE=0.087cm~3/cm~3の測定値と一般的に一致したが,40~60cmにおけるシミュレーション土壌含水量はR2=0.708,d=0.519およびRMSE=0.109cm~3/cm~3の観測値よりわずかに悪かった。全体として,改良CSM-CROPGRO-Cottonモデルは,この領域におけるフィルムマルチ点滴灌漑下でのワタ成長をシミュレートするための実用的ツールとして使用できる。ワタ成長におけるモデル改良の潜在的機会は,土壌タイプ,気候および灌漑戦略のような様々なシナリオの影響を含んでいる。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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農業土木 

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