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J-GLOBAL ID:201902275043587953   整理番号:19A0853303

幼生期に特異的に発現するカエル脳下垂体で発現される新しいタイプのプロラクチン【JST・京大機械翻訳】

A novel type of prolactin expressed in the bullfrog pituitary specifically during the larval period
著者 (5件):
資料名:
巻: 276  ページ: 77-85  発行年: 2019年 
JST資料番号: A0844B  ISSN: 0016-6480  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プロラクチン(PRL)は両生類変態を制御する主要なホルモンの1つである。最近,既知のPRL(pRL1a)遺伝子と異なるPRL(pRL1b)遺伝子がいくつかの両生類種のゲノムで見出されている。pRL1b遺伝子がウシガエル(Rana catesbeiana)下垂体で発現されるかどうかを確認するために,前変態性ウシガエルオタマジャクシの下垂体においてpRL1bをコードするcDNAのクローニングを試みた。得られたcDNAから予測されたウシガエルpRL1bアミノ酸配列は,ゲノム配列から推定されたアフリカツメガエルPRL1Bのそれらと62%の同一性を示したが,ウシガエルpRL1aとpRL1bの間の配列同一性は48%であった。分子系統樹は,ウシガエルpRL1bが両生類PRL1Bと最も適切にグループ化されていることを示した。定量的PCR分析により,下垂体におけるウシガエルpRL1bのmRNA発現レベルは,変態前及び変態前に高く,変成クリマックスにおいて急激に低下し,変態後に検出不能になることを明らかにした。対照的に,pRL1a mRNAレベルは,変態前と変態前に比較的低く,クリマックスにおいて上昇し,変態後に高いままであった。pRL1aとpRL1bの部分ペプチドに対する抗体を用いた免疫組織化学的研究は,幼生下垂体におけるPRL1AとPRL1B免疫反応性細胞の大部分が別々に分布していることを明らかにしたが,両抗体と免疫反応性の細胞も存在した。幼生下垂体抽出物によるウェスタンブロット分析は,PRL1B免疫反応性バンドが約22.8kDaの位置で分子量約22.1kDaとPRL1A免疫反応性バンドの位置に現れることを示した。この実験で得られた結果は,pRL1bが変態の前上昇期の間に未知の役割を果たす可能性を示唆する。これは両生類幼生下垂体における蛋白質としてのpRL1bの存在に関する最初の報告である。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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脳下垂体ホルモン  ,  ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般  ,  遺伝子発現  ,  進化論一般  ,  細胞膜の受容体 

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