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J-GLOBAL ID:201902275393294992   整理番号:19A2446571

金属酸化物負荷粒状活性炭と軽石石の調製とリン酸塩吸着特性【JST・京大機械翻訳】

Preparation and phosphate adsorptive properties of metal oxide-loaded granular activated carbon and pumice stone
著者 (7件):
資料名:
巻: 582  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リン酸塩吸着の技術は,富栄養化を防ぐために廃水処理の分野で重要である。吸着性能を維持する粉末吸着剤の造粒はカラム吸着プロセスの設計に必須である。ここでは,ランタンセリウムまたは酸化鉄を含む粒状活性炭(GAC)および軽石(PMC)を調製し,それらのリン酸塩吸着特性を希釈溶液(1.9mg-P/dm3)中でバッチ法により比較した。リン酸塩吸着は粉末吸着剤への吸着と比較して比較的遅く,吸着プロセスは380時間以上継続した。酸化ランタン負荷GACおよびPMCは,顆粒中のLa(OH)_3のグラム当たり60mg-P以上のリン酸塩取込に対応して,5~8mg-P/g-adの大きなリン酸塩取込を示した。酸化セリウム負荷GACとPMCは3~6mg-P/gの比較的大きなリン酸塩取込を示したが,酸化鉄負荷は0.5~2.5mg-P/gのかなり小さいリン酸塩取込を示した。リン酸イオンの粒子内表面拡散率を,Langmuir型吸着等温式を用いた拡散方程式を用いて,濃度減衰曲線から酸化ランタン負荷顆粒に対して誘導した。拡散係数は担体または粒子サイズのタイプに依存しない約1×10~-11m~2/hであり,リン酸塩吸着速度は顆粒の外部表面積により強く影響されることを示した。リン酸塩吸着の前後の金属酸化物負荷GACの構造特性化は,酸化ランタン負荷GAC上のリン酸塩吸着がLa(OH)_3からリン酸塩置換La_2(CO_3)_38H_2Oへの化学反応により進行するが,酸化セリウム負荷GAC上のそれはCeO_2粒子の表面ヒドロキシル基とのイオン交換により進行することを示唆した。上記の結果は,酸化ランタンと酸化セリウムを負荷したGACとPMCが,都市下水におけるカラムリン酸塩除去のための有望な材料であることを示唆している。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の物理的処理  ,  固-液界面 

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