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J-GLOBAL ID:201902275445202188   整理番号:19A1089266

補助船尾灯の提案,および他船の追い越し状況における航路推定のための補助船尾灯の効果

Proposal of Auxiliary Stern Light and The Effect of the Auxiliary Stern Light for Estimating the Course of Another Vessel in an Overtaking Situation
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 1-9(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0845A  ISSN: 2189-5511  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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見張り船員(OOW)が夜間に他船を追い越す決断をする場合,同OOWは“白灯(船尾灯)”からの目視情報のみが頼りである。即ち,追い越し状況では“船尾灯”は極めて重要な要素である。OOWは“船尾灯”を見極めることにより自船前方の他船を認識できる。船尾灯の弧は水平に135°であり,船体後方から両舷側へ67.5°方向へ光を照射するよう固定されているため,OOWが他船の進行方向を推定することを難しくしている。前報では,“不充分な他船の見張り”が船尾灯の目視確認に関連した衝突事象の最も共通な要因であると指摘した。即ち,OOWが追い越す他船の進行方向を推定することが最も重要である。本論文は,船長および海保官員に対する質問票調査の解析に焦点を置いた。同質問票調査の事項は,1)“夜間の追い越し状況で裸眼により他船の船尾灯を目視した場合,他船の進行方向についてどのように考えるか?”2)“夜間の追い越し状況で裸眼により他船の本提案の新規補助船尾灯を目視した場合,他船の進行方向についてどのように考えるか?”を問い,3)本提案の新規補助船尾灯の効果と問題点を考察した。同結果により,1)回答者は他船の進行方向を推定できなかった。更に,他船の推定進行方向は様々で,大きな差異が有った。2)本提案の新規の補助船尾灯の場合には,回答者は他船の進行方向を推定できた。加えて,本提案の新規の補助船尾灯により他船の推定進行方向の幅を低減できた。3)本提案の新規の補助船尾灯は,他船の進行方向の推定には効果がある一方,他(例,小型船)の航海灯と見間違う可能性がある。この課題の背景を検討した後,本論文では質問票の結果からのデータを分析し,最終的な結論を導き,幾つかの問題点を修正するための手段と今後の研究の方向性についての提言を示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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航海計器,航法装置,電気設備  ,  航海と実務 
引用文献 (5件):

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