文献

J-GLOBAL ID：201902275464226822   整理番号：19A0645007

触媒としてビスマス塩を用いた環境に優しいRitter反応【JST・京大機械翻訳】

Environmentally Benign Ritter Reaction Using Bismuth Salts as a Catalyst

著者 (4件)： Ueno Masaharu (Department of Natural Sciences, Graduate School of Advanced, Technology and Sciences, Tokushima University, Minami-Josanjima 2-1, 770-8506, Tokushima, Japan) ,  Kusaka Ryo (Department of Natural Sciences, Graduate School of Advanced, Technology and Sciences, Tokushima University, Minami-Josanjima 2-1, 770-8506, Tokushima, Japan) ,  Ohmura Satoshi D. (Department of Natural Sciences, Graduate School of Advanced, Technology and Sciences, Tokushima University, Minami-Josanjima 2-1, 770-8506, Tokushima, Japan) ,  Miyoshi Norikazu (Department of Natural Sciences, Graduate School of Advanced, Technology and Sciences, Tokushima University, Minami-Josanjima 2-1, 770-8506, Tokushima, Japan)
資料名： European Journal of Organic Chemistry  (European Journal of Organic Chemistry)
巻： 2019  号： 8  ページ： 1796-1800  発行年： 2019年 
JST資料番号： W1026A  ISSN： 1434-193X  CODEN： EJOCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： より有害な触媒として市販のビスマス塩を用いて,アルコールとニトリルとの環境に優しいRitter反応を開発した。詳細な反応プロファイルは,反応の進行に伴うエーテル副産物の消費がこの反応を最適化するための鍵であり,目標アミドの収率は少量の水を添加することにより改善されることを明らかにした。この発見は,水の存在下で不活性化されないので,触媒としてビスマス塩を用いることの重要性を明確に明らかにした。この触媒系は広い基質範囲を有し,触媒の1mol%でも,反応はスムーズに進行した。化学量論量のニトリルとアルコールを反応させることも可能で,反応に必要な有機溶媒の量を減少させる。さらに,安価なビスマス触媒を水性塩酸を用いて容易に除去することができるので,有機溶媒なしで洗浄と乾燥のみを必要とする精製プロセスを確立することに成功した。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ビスマス ,  *触媒 ,  エーテル ,  最適化 ,  有機溶媒 ,  基質 ,  不活性化 ,  アルコール ,  Lewis酸 ,  塩酸 ,  ニトリル ,  ビスマス触媒 ,  低価格 ,  *Ritter反応 ,  改変
準シソーラス用語： 触媒作用 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Ritter反応 ,  ビスマス ,  Lewis酸 ,  有機溶媒フリープロセス ,  触媒作用

分類 (3件)： 触媒反応一般  (CB06080F) ,  その他の触媒  (CB06123Z) ,  有機ひ素・アンチモン・ビスマス・ゲルマニウム化合物  (CF08050Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 触媒 ,  ビスマス ,  塩 ,  環境 ,  Ritter反応