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J-GLOBAL ID：201902275544848946   整理番号：19A0875815

ヒトMerkel細胞における増殖活性の証拠:Merkel細胞癌の組織発生における意義【JST・京大機械翻訳】

Evidence of proliferative activity in human Merkel cells: implications in the histogenesis of Merkel cell carcinoma

著者 (3件)： Narisawa Yutaka (Division of Dermatology, Department of Internal Medicine, Faculty of Medicine, Saga University, Saga, Japan) ,  Inoue Takuya (Division of Dermatology, Department of Internal Medicine, Faculty of Medicine, Saga University, Saga, Japan) ,  Nagase Kotaro (Division of Dermatology, Department of Internal Medicine, Faculty of Medicine, Saga University, Saga, Japan)
資料名： Archives of Dermatological Research  (Archives of Dermatological Research)
巻： 311  号： 1  ページ： 37-43  発行年： 2019年 
JST資料番号： W4055A  ISSN： 1432-069X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メルケル細胞癌(MCC)の細胞起源は議論の余地がある。著者らは以前に,MCCが毛包幹細胞またはメルケル細胞(MC)前駆細胞に由来すると仮定した。混合MCCの3症例の検査により,複合MCCの扁平上皮癌(SCC)成分内の多数のケラチン20(CK20)陽性MCが樹状突起と卵形形で形態学的に正常に見えるという予想外の発見を導いた。さらに,SCCとMCCの併用の非常に稀な1例は,上皮内と真皮の両方のMCCを示した。これらの3症例はMCCにおけるMC過形成の最初の記録を示し,MC過形成に関連する種々の良性卵胞腫瘍の他にもそうである。したがって,MCの増殖能とそれらのMCCとの組織遺伝学的関係を解明するために,病理学的観察に基づいてこれらの症例をさらに調査した。CK20および増殖マーカーKi-67を共発現する多数の細胞を同定し,正常MCの形態学的および免疫組織化学的特徴と同一であった。この知見は,MCが純粋な有糸分裂後細胞としてもはや考えられないことを示した。その代わりに,それらは疾患または創傷皮膚における特異的条件下で増殖能を有し,MCCを含む様々な皮膚腫瘍に隣接している。同一病変における正常出現MCsの増殖を伴う皮内および上皮内MCCから成る2つの悪性細胞成分の密接な共存は,MCおよびMCC細胞が毛包バルジ内に存在するMC前駆細胞から誘導されるという仮説を支持する。具体的には,MCCsは神経内分泌および上皮系への二方向性分化の可能性を持つ形質転換MC前駆細胞から誘導される。Copyright 2018 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 増生 ,  免疫組織化学 ,  扁平上皮癌 ,  モルフォロジー ,  有糸分裂 ,  症例報告 ,  *ヒト ,  上皮 ,  真皮 ,  皮膚腫瘍 ,  卵胞 ,  毛包 ,  共発現 ,  Ki-67抗原 ,  前駆細胞 ,  *Merkel細胞 ,  膜 ,  組織性膜

著者キーワード (6件)： Merkel細胞癌 ,  毛包 ,  前駆細胞 ,  増殖 ,  扁平上皮癌 ,  組織発生

分類 (2件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  皮膚の腫よう  (GF04000X)

タイトルに関連する用語 (7件)： ヒト ,  Merkel細胞 ,  増殖 ,  活性 ,  証拠 ,  Merkel細胞癌 ,  組織