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J-GLOBAL ID:201902275759592511   整理番号:19A1328295

シートマルチ栽培は,2つの柑橘栽培品種,「原口早生」(Citrus unshu Marcow)および「はれひめ」(C.spp.)におけるカンキツ開花遺伝子座T発現のアップレギュレーションを介して花芽の数を促進する

Sheet-mulching Cultivation Promotes the Number of Floral Buds via Up-regulation of Citrus Flowering Locus T Expression in Two Citrus Cultivars, ‘Haraguchi-wase’ (Citrus unshiu Marcow.) and ‘Harehime’ (C. spp.)
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資料名:
巻: 88  号:ページ: 164-171(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 2189-0102  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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乾燥ストレス条件への曝露により高いBrix%を示すので,果実発育段階の間のシートマルチ栽培は,高品質の温州ミカン(Citrus unshiu Marc)とはれひめ((「清見」×「Osceola」)×「宮川早生」)の果実を生産するためにしばしば行われる。本研究では,「原口早生」温州ミカンと「はれひめ」における花芽の数に及ぼす乾燥ストレスの影響を調べた。乾燥ストレスと花芽数との関係を明らかにするために,4つの異なる乾燥処理を果樹に適用した。(1)前半乾燥(果実発育段階の前半の乾燥処理),(2)後半乾燥(果実発育後半段階の乾燥処理),(3)全乾燥(全果実発育段階での乾燥処理),(4)十分な灌漑(全果実発育段階で干ばつストレスなし)。著者らの以前の研究に従って,高品質果実生産のための適切な乾燥ストレスに匹敵する強度での乾燥処理をψmax-0.7~-1.2MPaで果実に適用した。「原口早生」において,全乾燥処理は,良く灌漑された処理と比較して,次の春の季節においてより高い数の花芽を生産し,それにおいて,12月におけるCiFT発現の強化と同時に花芽の数の増加が起こった。予想されたように,全乾燥後の果実は有意に高いBrix%と類似のレベルのクエン酸含有量であり,このことは適切な強度の乾燥ストレスは高品質果実生産だけでなく,次の春期における花芽数の増加ももたらすことを示唆した。また結果は,前半乾燥が良く灌漑された植物においてより高いCiFT発現とより多くの花序を引き起こすことを示す一方,後半乾燥とよく灌漑された処理の間には,CiFT発現または花芽の数に差はなかった。これらの傾向は「原口早生」で観察された傾向は,「はれひめ」と同じであった。したがって,果実発育の前半の乾燥処理は,花芽の数を増加させるための効果的な方法である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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果樹  ,  植物に対する影響 
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